アップが遅れましたが、世田谷公園の
モミジと
あれこれを見た後、聖者町駅から帰りました。
その駅前にはドーッと巨大な集合住宅
カール・マルクス・ホーフです
全長1km
1棟でできている集合住宅としては世界最大
1920年代の「
赤いウィーン」の時代に住宅難解消を目的に建設された幾つかの市営住宅のうち最大のもの。市電4停留所があります。
1382の住居があり、5000人が居住可能。下の階には店舗があり、幼稚園や医療施設もあります。
1989年の東欧解放の後も「歴史のひとこま」として、この名称が残されています。
向かい側は聖者町駅(
ハイリゲンシュタット)
ベートーヴェンが遺書を書いたところとして有名
いつもSLが「置いて」あります
もうひとつのSL
私が電車に乗るホーム
土曜の午後の半端な時間帯でガラガラ
喫煙コーナー
ホームからも見えるカール・マルクス・ホーフ
今や世界的に見られる分別ゴミ箱
ホームから下の通路を見たところ
私が乗るのとは別の電車が入ってきました
私の電車は右側のホームに入ります
1934年の2月内乱では、社会民主党系の保護同盟の武装者たちがカール・マルクス・ホーフに立てこもり武力衝突の舞台となりました。
ウィキの2月内乱記事には、地名表記などに間違いが見られます。
ナチスの時代にはハイリゲンシュテッターホーフと改称され、
アーリア人でないことを理由に66家族が追い出され、そのうち29人が強制収容所で殺されました。
1945年から又カール・マルクス・ホーフと呼ばれるようになり、外壁に強制収容所で殺された人たちの銘板があります。
殺された人たちの名前の下に「決して忘れまい」と記されています。
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聖者町SL