ラジオから聞こえてきた懐かしい歌、子供の頃良く聴いていました。御存知の方も多いと思いますが、このボログ恒例「思い出遅報」です。
アレクサンドル・アリャービエフの「
夜鳴鶯(ナイチンゲール)」。
ラジオで、知られざる作曲家としてアリャービエフ特集があったのです。このラジオで初めて知ったのですが、アリャービエフ自身が、帝政末期ロシアの典型的な人物像と言うべき劇的生涯を送っています。
ナポレオン戦争時代、軍人として功績をあげ、その後カード遊びをめぐる争いから人を殺したとの嫌疑(冤罪説あり)でシベリアに流刑されています。
オペラ「
エフゲニー・オネーギン」(
プーシキンの小説)の雰囲気に似通ったものを感じます。
アリャービエフの生涯も、ちょっと脚色を加えればドラマになりそうです。ラジオの特集で放送された他の曲も秀逸でした。
「夜鳴鶯」は特に有名で、何人かの作曲家がバリエーションを作っています。
歌詞の日本語訳は
こちら
歌の中の「本人(本鳥)」の鳴き声もYouTubeで見つけました。ベルリンで収録された声です。
コロコロチュラチュラの鳴鳥版(むしろ元祖)という感じですね
難民危機の現状
相変わらず毎日数千人の人々が到着しています。現場の警官や赤十字・支援団体の人たちも過労のようです。
警官の誘導で、スロヴェニアの
シェンティリからオーストリアの
シュピールフェルトへ入る人々の
報道写真