みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

ふたりきり

2018-03-21 | その他

この地球上に人間がふたりきりだったら・・・で高齢の女性だけだったら・・・
もうじき滅亡ですね


そういう状況なのがキタシロサイ


3月19日に亡くなった地上最後の殿方スーダンさん(そういう名前)


保護区で過ごしていたスーダンさんは45才で、高齢による疾患に苦しみ、立つこともできなくなったため、保護区の獣医の判断で安楽死となりました。
現在、地上に生存しているのはスーダンさんの娘と孫娘のふたりきり。
関係者は、何年も前に採取・保存された精子によって、娘さんと孫娘さんに人工授精を試みるそうです。

20日のラジオでも新聞HPでも報道されました。
追記:3月22日付けのNZZにも「スーダンさん死去」の記事が載りました。


キタシロサイは赤道より北部に住んでいたシロサイの亜種です。
1960年には、まだ自然状態で2360頭が確認されていたのですが、サイの角に薬効があるという迷信のため乱獲され、現在に至っています。
しかし、角の成分は髪や爪と同じタンパク質なので、薬効はないものと思われます。


ミナミシロサイは19世紀に絶滅されたと思われていたのですが、その後、生き残りが発見され、熱心な保護活動によって今では南アフリカを中心に、ナミビア、ケニヤ、ジンバブエ、ボツワナなど合わせて数千頭が生きています。これからも保護活動は続けられるでしょうから、ミナミシロサイは存続できそうです。


シロサイ
サイ科


前回のトラさんと同じく、サイさんも地球上の大切な「宝物」です。
ずっと存続し続けてほしいと思います


 今日の蛇足


3月20日は「春の始まり」でした(春分の日)。別に休みでも何でもありません。
日本では21日が、お彼岸の中日としてお休みですね。
こちらでは3月末の土日から又「夏時間」が始まります。今年は3月31日が土曜日なので、ぴったり4月1日から夏時間になります。