現代は大量絶滅時代と呼ばれ、動植物の極めて多くの種が絶滅しつつあります
そうした中で、棲息圏を拡大しつつある逞しい少数派も存在します
一見カラスに似ていますが尾が大きく長いのが特徴。
名前も長いオナガクロムクドリモドキ
アメリカ大陸にしかいないので日本語Wiki(上のリンク)は写真と名前だけ。
詳しくは英語Wikiをご覧ください
魚を食べる♂
上の写真をWikiコモンズに投降した人は「この鳥が魚を食べるとは知らなかった。多分、入手(入嘴?)できるものは何でも食べるのだろう」とコメントしています。
その通り、オナガクロムクドリモドキは粘り強さと環境への順応性の高さによって、アメリカ大陸での棲息圏を拡大しつつあります。
群れの中の数羽が粘り強く新たな食糧を発見すると、それを仲間たちが学習し、群れの棲息圏が広がっていくということです。
この傾向はオナガクロムクドリモドキの特徴で、近縁種のキタオナガクロムクドリモドキには見られないそうです。
愛らしい♀
名前が長いのは日本語だけではありません。
ドイツ語はGroßschwanzgrackel
英語はGreat-tailed grackle
Wikiのその他の言語は大抵学名で済ませています。
国際的専門家チームの研究発表の内容を紹介したドイツ語記事
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます