みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

眼鏡ウシ

2008-08-05 | 旧市街
         旧市街の一角に眼鏡ウシがいます

         メガネザルとは違って、本当に眼鏡をかけているのです

         

         ちょっと遠いので、アップをどうぞ

         
         それでも見にくいので、大きい画像はこちら


  1970年代に、この建物が修復されたとき、16世紀前半の壁面が発見され、以来、この部分だけ外から

  見えるようにしてあります。この壁画は宗教戦争時代のもので、牛(カトリック)と、狼(プロテスタント)が

  バックギャモンをしているところ、と解釈されています 狼は左端にちょこっと見えます

  これは、前回の歴史区分から明らかなように、近世のもの

  何故牛が眼鏡をしているのか探していますが、未だに不明です


  おまけ

  メガネヒツジもいるんですよ。ドイツとオーストリアに残る稀少家畜だそうです。

  Wikipedia:Brillenschaf(メガネヒツジ)画像 パンダみたいに可愛い


   どこでも古い都市の旧市街には、面白いものが残っています。意外な発見がありますよ 


最新の画像もっと見る

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ちゃーちゃん)
2008-08-05 12:54:31
今週私はめがねっこなので、なんだか他人と思えないわ~。
なぜにメガネなんでしょうね?
それにしても、壁画をみせるために、建物の一部をこのようにするなんて、粋な計らいですね。
でも、雨にあたったりしないのかな。
消えたりしないのかな。
返信する
Unknown (シュバルツママ)
2008-08-05 14:41:10
めがね牛はとても知的に見えます。うちの牛たちにも掛けさせようかと思ったりして。実際は人のめがねのように耳に掛けるわけにいかないので無理ですが。水泳のゴーグルならいいかもね。猫、犬にめがねの図柄は見ますが牛を選んだ作者に拍手です。めがね羊はパンダっぽくてこれもまたかわいいです。この羊さんたちは皆この模様で生まれてくるのですか?生き物を神様が造ったとは思いたくないのですがこう云う模様の生き物がいると神様の遊び心かと思えたりします。
返信する
Unknown (miyu)
2008-08-05 19:39:55
メガネ牛ですと?!
私もメガネなのでなんだか親近感(笑)
なぜ眼鏡か気になりますね~。続報待ってます。
返信する
ちゃーちゃんさん (ななみみず)
2008-08-05 22:32:44
私がウィーンに住むようになって以来、あそこを通るたびに見ていますが、色が褪せてきた様子はありません。多分、表面に透明保護塗料のようなものを塗ったか、修復のとき、強化剤のようなものを混ぜたのかもしれません
建物の修復当時、これを発見した人たちも、きっと楽しかったのだろうと思います。それで、誰でも楽しめるように「公開」したのでしょう
返信する
シュバルツママさん (ななみみず)
2008-08-05 22:47:54
眼鏡をかけるには、両眼が一列に並んでいる必要があります。草食動物は、下を向くとメシ(草)があって、肉食動物のようにメシ(獲物)を狙う必要がないので、両眼がはなればなれ(つまり敵の肉食動物を早く確認できるよう視野が広い)。眼鏡するときしたら、眼帯方式でしょうね
メガネヒツジさん、みんなこの柄で生まれてくるらしいですよ。でも、母ヒツジと子ヒツジの「メガネ」の形が違うように、1頭ずつ違った「メガネ」みたい。家畜なので動物園に登場しなかったから知名度はないものの、パンダなみに可愛いですよね
返信する
Unknown (まさにゃん)
2008-08-05 22:55:40
宗教的な背景から牛と狼・・・は、わかるとして、(笑)
何故メガネなんでしょ???
不思議ですね~。
ちなみに私は眼鏡オバサンです。(笑)
返信する
miyuさん (ななみみず)
2008-08-05 22:56:23
私もメガネ人です
この牛さんが何故、メガネを掛けているか?という謎についてですが・・・
宮殿や教会などでは、建設当時の記録が残され、後代の人が疑問点を解明する手掛かりになりますが、民家の壁画の場合、難しいだろうと思います。これまでインターネットで見た範囲では、その点にまで言及したものはありません
あまり期待できませんが、万一何か分かったらアップします
返信する
まさにゃんさん (ななみみず)
2008-08-05 23:06:08
そうなんです。牛がカトリック、狼がプロテスタントって、なんか雰囲気が合ってるんですよね。まあ、ブタとキツネとか、カエルとトカゲとか、ほかにも組み合わせはあると思うんですが・・・
ひょっとして、当時のローマ法王が眼鏡掛けてたとか・・・
返信する
ほんどだ... (海月)
2008-08-06 12:11:40
眼鏡かけてますね。
牛と狼がのんびり仲良くしているというのは、なんだか不思議でいいなあ^^
「あらしのよるに」を思い出します。
修復で古い物が出てくることって、あるんですね。
高松塚古墳の壁画はカビだらけだったけど、ヨーロッパは気候がいいのかしら。
返信する
海月さん (ななみみず)
2008-08-06 18:57:18
この牛さんの眼鏡は鼻眼鏡のつもりでしょうね。
鼻眼鏡って、細くて高い鼻でないと「乗らない」のですよね。だんご鼻ではダメ
牛の鼻筋は太いから、これは単なる乗せ眼鏡
日本は世界有数の高湿度国なので、ほかの大抵の国は日本より湿度が低いのですが、ほかに壁材や顔料の違いもあるかもしれません。
いずれにしても、発見後修復したのだと思います
返信する

コメントを投稿