いつ行こうかと思っていた愛媛県立美術館で開かれている”良寛墨宝展”へ行ってきた。
朝5:30分に起きると雨だった。
”朝雨と女の腕まくり”のことわざを思い出した。
たいしたことがないたとえだそうな。
6:20分発、8:30分についたときは良い天気になっていた。
90キロを2時間10分で走っている。
思ったより早くついた。
途中歩き遍路さん8人に会った。
高速道路が安くなったと大勢の人達が高速を使って走ると思えば私のようにそのすきに普通の道路がすいていると思って走る人がいて何も関係なく歩いている人がいる。
私の場合は高速道路が走れない125CCバイクだが。
"良寛墨宝展”に入るなり良寛さんが使っていた手まりの中にゼンマイの綿が入っていてよく弾んだと書いているのを読んで感心した。
ゼンマイは採集して乾かしたが綿は捨ててしまった。
良寛さんの書を見ると心が開放されるようで好きだ。
意味はわからないし読めないが漢詩を書いている書が気に入った。
思い切って来て良かった。
美術館には3時間ほどいた。
花の店”野草”を営んでいるときの美術館通いはあわただしいものだった。
よく通った東京都国立博物館へは店からも住んでいる場所からもバイクで10分ぐらいと近かったが店を開く前とか店を閉めて通った。
売店では良寛さん関係の書物がたくさん並べてあった。
人気があるのだ。
大きなお寺の住職だったわけでなくただ自分に正直に生きた良寛さんに人気があるのは出来そうで出来ない生き方だからかもしれない。
図録だけ買ってきた。
美術館から見た新緑もとても美しかった。
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