”なつかしい張子人形・紙人形展”には三春の人形も展示されていた。
眉毛あたりに書かれている模様ははじめてみた。
鼻のブルーも効いている。
ピンとたった立派な尾やこしのうずまきに動きを感じる。
少しでも強そうな寅を書きたかったのだろう。
フクさん作のお多福面をみておたふく風邪を思い出した。
おたふく風邪にかかると耳の下からあごやノドの辺りにかけて腫れこのお面そっくりになる。
私は子供のころ”おたやん”と父からよく言われていた。
このお面みたいな顔だったようだ・・
張子人形の下張りには反古紙が使われている。
数十年前までは大事に使った紙を又大事に再利用していた。
今も紙の再利用はされているが質も量も違う。
時代は変わり使い捨て時代といわれるが長年人間が物を大事にし手間暇かけて作ったものをいつくしんで来た気持ちをしっかり持っている人達も多い。
私も物を捨てられないし手作りのものが好きだ。
そういう人達と第6回クラフト展(イエツアオグループによる)を去年に続き2回目を金生町で開く予定だ。
第6回クラフト展(イエツァオグループによる)
日時 3月21日(日)~4月4日(日)
場所 ギャラリー作唯 四国中央市金生町742
電話 0896-72-6808
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