妹のきんかんの義母さんが昔編んでいた毛糸を湯のしした状態で押入れに眠っていたのをきんかんが持ってきた。
主婦業とアルバイトで忙しいきんかんにかわり私がすぐ編める毛糸玉にすることになった。
第6回クラフト展(イエツァオグループによる)でのいろんな準備で私もとても忙しいが仕方がない・・。
義母さんは男の子2人を育てながら編んでいたので色は地味だ。
毛糸が少しの量の色は子供が小さい頃のセーターかな、量の多い色は大きくなってのものかな?とか義母さんの子育て頃のことを想像しながら玉にする作業も良かった。
数十年前は毛糸を機械編みする人達がとても多く私もきんかんも機械編み教室へ通い自分のものは編んでいた。
いつの頃か既製品の毛糸製品になり編み物教室はなくなり毛糸を編む以外使いようのない編み機は処分した。
編み機を製造していた会社は次、何を製造して生き残っていたのかしら・・。
数種類の色の毛糸が手に入ったことはきんかんとのコラボレーションである布と毛糸のパッチワークで作るベスト作りにはとても心強い。
今回きんかんは前回のように新しい素材で新柄の毛糸を買って作ろうとはしない。
”どうして”と聞いたら”味がないから”と答えた。
創作する心の成長がとても早いが自分のつれあいが小さいころ着てたであろう毛糸を玉にする作業をする時間があれば
もっと味のある毛糸のパッチワークが編めるのにとも思った。
(写真はクリックすると大きくなります)