昨日は1日で切山昌平校塾だった。
車を止めて会場の重要文化財真鍋家までの道沿いにはしっとりとブルー一色のアジサイが満開だった。
来月の8月1日からは切山通いも3年目になる。
金生町生活を始めてすぐの8月1日より欠かすことなく24回通ったことになる。
有意義に心地よくすごさせていただき主催者である真鍋家16代当主の潤さん、講師の篠原晃さん、受講者の皆様にはとても感謝している。
8時前に重要文化財である真鍋家の炉の周りに皆が集うと潤さん手つくりの季節の野菜中心の料理がだされる。
時々スイカやみかん、放し飼い地卵と切山特産品の差し入れがあったりする。
その後潤さんによる論語の素読。
続いて晃さんによる漢詩中心の講義。
晃さんの川之江弁(かーねー弁)の語りのような講義がとてもすきだ。
始めは勝手に私達のご先祖さまがすんでいた平家の落人達の話が聞けると思って通い始めたがまったく思い違いだった。
そちらのほうは月一回第2日曜日の切山にこにこ市の後の潤さんが案内してくれるハイキングで落人達の遺跡を中心に歩いている。
切山昌平校塾では論語の素読も漢詩の講義も聞き流し毎回の潤さん丹精の花々を初めとする心こもったもてなしにひかれて通っていたのに気がつけば漢詩の手引書なぞ読み始めていた。
無理なく自分の世界が広がっていくのはとてもうれしい。
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