この服も直線立ちで型紙はいらない。
前身ごろを後身頃より10センチ長くしたのが胸元のドレープになっている。
肩を縫い合わせた衿繰り側にまちを入れた。
横が開きすぎるためと動きも出来る。
袖開きの位置で切り替えて下になる長方形部分に黄色のカディー(手織り手紡ぎのインド綿)とアブラチャンの葉で染めた草木染の布を使った。
カディーを使って縫った。
基本的には同じデザインだが上部の長方形を長くして袖とした。
このデザインは8年ほど前ピパリさんがガディーやインド服をインドで仕入れたのを花の店野草(イエツァオ)で売る催しをしていたときに出来た。
日本の着物、インドのサリー、東南アジアの民族衣装、南アメリカのポンチョと直線立ちの服は意外と多い。
このデザインはベストにもなる。
妹のきんかんとのコラボでクラフト展(イエツァオグループによる)で作っているベストもこのデザインの延長のものが多い。
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