第6回クラフト展のとき布ぞうりを作る作り方をベースにしたスリッパを作った。
その時カバー部分は既成のヒモで編んだが少しの部分を布を裂いて編んだ。
一センチ幅ぐらいに裂いて細編みにしたが面白いので今回はカバー部分を全部裂いた布で編んだ。
私は今はやりの省エネ生活をもう何十年もしている。
時代の先端をいってた訳になる。
東京生活では出来なかったが金生町生活では生ゴミは全部畑の肥やしにしている。
冷暖房もほとんど使わない。
布ぞうりはその生活のいったんとして作り続けるつもりだ。
小さな布切れでもあまり美しくない布だって芯にすれば利用できる。
着古して色あせた布は深みのある新しい布では出ない色あわせができる。
ズボンやシャツを解くのに時間がかかるが解いた布たちが布ぞうりに再生するととてもうれしい。
毎回作り始めには今回はこの布から作っていこうと布をきめる。
今回はブルーの作業ズボンを解いたのをまず始めに使った。どこにでもある色だがはじめの写真では真ん中、次の写真ではかかとの部分に使った。
なんのへんてつもない色がなんとなく生き生きとした色に見えてくる。
布ぞうりというくくりの中での制作だが竹皮やシュロを使ったぞうりも出来た。
今回は布ぞうりのスリッパを編むことによりどんな世界が広がっていくのか楽しみだ。
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