リメイクも難しい。
アミでベースを作り新聞紙とイネ科植物を使った立体は1999年の第16回野草(イエツァオ)展に出品した。
縦横60,65センチと大きく東京より引越しの時は処分する気持ちになっていたがよもぎさんの「どこにもないものなのに」と言う助言で持ち帰った。
今回のメイン作品は”新聞紙タペストリー”なので新聞紙を使った作品第1号の”新聞紙NO1”をリメイクすることにした。
ながめているとイネ科植物を外したくなった。
外したがなんの素材を新しく組み込むかは思い浮かばない。
2週間ほどしてシュロの皮を使おうと思いついた。
金生町生活になり畑開墾時に切り倒した大きなシュロの木を使った作品を色々と作っている。
シュロ皮が身近に感じるようになったから思いついたのだろう。
使用する素材さえ決まれば作業にはあまり時間はかからないが困ったこことを発見。
所々で抜け落ちている新聞紙部分があり新しい新聞紙では11年かけてじっくりと色付いた茶色の新聞紙再現は難しいことだ。
急きょ天日に干したが無理だった。
少し目立つが白い新聞紙を補充した。
第27回野草(イエツァオ)展
日時 11月21日(日)~12月5日(日) 10:00~18:00
場所 ギャラリー作唯 四国中央市金生町下分742
電話 0896-72-6808
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