起きるとうっすらと雪が積もっていた。
今年初めての積雪だ。
妹のきんかんを誘ってよかった。
バイクで土居町の暁雨館まで行くのは億劫だがきんかんの送り迎だ。
別子銅山から紐解く(地域交流パネル展)日本近代化縮図別子銅山産業遺跡その世界史的意義を学ぶでの記念講演会が暁雨館である。
新居浜市を作ったともいえる別子銅山にはトテモ興味はあるがどこから手を付けていいかわからなかったのでいいきっかけになった。
参加者ほとんどが年配の男性で四国中央市だけでなく新居浜市や西条市の人達も参加していた。
道路渋滞のため遅れて行ったら後でコピーして持ってきてくれたが資料がもうなかった。
100人近く参加していたと思うが主催者側のうれしい誤算なのだろう。
私たちの後でもまだ来る人たちがいて椅子も持ってきていた。
なぜ別子銅山の展示会が土居町であるのかと思ったが大阪へ銅精錬のため鉱石を運んだのが土居町の天満港だった。
写真パネルの中に私にとっては植物絵や民族絵でなじみのある川原慶賀の絵が勘定に使われた銅の資料として展示されていた。
冒頭の写真は山より銅の鉱石を背負って運ぶのに男性が45キロで女性は30キロ。
女性の描かれたパネル写真だが楽しい山仲間たちと銅山のあった赤石山系を登ったことがあるきんかんは”30キロ背負って・・ぞうりで・・”と言っていたがまったく私も同感だ。
今私たちが登山道として登っている道は昔鉱石を背負って人が行きかった道なのだろう。
毎日せっせと第8回クラフト展(イエツァオグループによる)の作品作りをしている2人だがいい息抜きになった。
第8回クラフト展(イエツァオグループによる)
日時 3月18日~4月1日 10:00~18:00
場所 ギャラリー作唯 四国中央市金生町742
電話 0896-72-6808
参加者 内村セツ子、岩切綾子、小村澄子、尾藤千代、イエツァオ