妹のきんかんが5枚目のコラボベストを持ってきた。
細い糸を2本どりで編んでいるので手間がかかると言っていたがベースの紺糸に赤っぽい糸を絡めたパッチワークを数枚作っていた。
布部分の模様を考えてのことだろう。
私がデザインと布部分、きんかんが毛糸部分を受け持ってのコラボベストも今回で6回目になる。
ベストというくくりの中で毎回新しいデザインを考えるがきんかんも糸の選び方色合わせ編み方も次々と新手を考えてくる。
振り返ればちょっとは進化しているかな・・とは思う。
とにかく続けてさへいれば何か新しい世界が広がっていく。
今回は毎回クラフト展(イエツァオグループによる)に参加してくれていた内村セツ子さんの遺作展も兼ねる。
遺作の”天空のあわいで”でセツ子さんがお母さんをイメージしたサクラのピンク、おばさんをイメージした菜の花の黄色、セツ子さんの色は私が決めたブルーとテーマカラーを決めてテーブルセンターコラージュを作ったがコラボベストではテーマカラーはさほど意識してなかったものの今回の5枚目のベストはセツ子さんのイメージそのまんまだ。
気が付けばサクラのイメージのコラボベスト、菜の花のイメージのコラボベストも出来上がっていた。
一作目のコラボベストはピンク色でお母さん、4作目が黄色のおばさん。
今回のブルーのセツ子さんとテーマカラーがそろった。
遺作展を見に来てくれる妹さんが”姉はそちらへいっているとおもいます”と電話の中で話しておられたが意識せず出来上がった3枚のベストをながめていると本当に来てくれていると思えてきた。
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