イヌビワの皮は繊維が強靭で時期を選べば簡単にはがれる。
木の又であれば表情もあるがそうでないとまっすぐな皮だ。
水につけナイロン袋に入れて数日おき表面は面白い色になったがまっすぐな皮にどう表情をつけるか考えて長い皮の一方を長くしてU字型にしサイドをツルを縫う手法で形作り長くした皮を裂いてツルを縫う手法で縫って行った。
ツルを縫う部分にイヌビワの皮が入って面白くなった。
イヌビワの皮でひっかけれるようにもした。
向かい合うチャンスに恵まれると何かしら方法は見つかるものだ。
今日作品を送ったと電話をくれた人も展覧会出品のチャンスがあったから作品はできたと言ってくれた。
私もクラフト展(イエツァオグループによる)に出品したいとの思いで1月より作り続け振り返ればたくさんの作品ができている。
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