この大胆な色つかいの着物地も裏布だと思う。
かなり以前より手元にあるが素材にはできなかった布なのでスカーフにしようと思えたときはうれしかった。
それにしてもオレンジ色に紺色を合わすのかと感心した。
犬の絵柄も面白い。
戦前の着物地だと思う。
細編みで作る房はオレンジ色と紺色を意識して編んだ。
巾18センチ、丈147センチ。
房を作るとき間違って3回も解くことになり苦戦して仕上がった。
コラボベストの糸部分を編んでいる妹のきんかんに話すと間違ったら”悔しいと思わずまた編める”と思ってやっていると言った。
希望の中で絶望を見出す人と絶望の中で希望を見出す人がいると言うがきんかんは全く後者だ。
私もおなじだだからこんなことを続けていられる。
ありがたいことだ。