民芸館へ立ち寄る計画はなかったが西条の水市場で買い物をして陣屋のお堀を散策していると”竹かごと藍染展”の看板があり立ち寄った。
蓋が格子模様のような竹かご。
ガラスケース上の電球が写ってしまったががっしりとして繊細な竹かご。
木の皮を使った籠だが参考になる。
2色の竹を使った四角い魚籠と豆腐籠。
こんなに繊細で美しい道具が農作業に使われていたのだとしみじみ思った。
太い竹だと曲げるのが大変なのか細い竹を2本枠に使っていた。
毎回会場に生けられている花が楽しみだが今回は珍しい白いシランの花。
シンプルな竹かごに生けられ敷物は無地の藍染布ですっきりしていた。
前回1月に行った時も宮内フサさんの正月飾りを楽しんだが端午の節句にちなんで飾れていた張子の虎も独特で楽しい。
まじまじとユニークな頭の作りに見入った。
眉毛に特徴がある元気そうな張子の虎。
型染めの虎も可愛かった。
朝鮮の仏像だが独特の静謐さがあり。
一月に来た時も写している桑の木の大木。
葉を落とした時は後ろに五百亀記念館が写っていたが今回は茂った葉が遮っていた。
五百亀記念館では魚屋町萬吉六代展が開かれていたのも見学。
陣屋があった西条には彫師の家系が続いているようだ。
水市場、五百亀記念館、民芸館に立ち寄るコースが自然と定番になった。