画廊正面の両コーナーは花を生ける定位置になった。
左のコーナーにはグリーンから黒になり始めたネズミもちと赤いノバラの実とヒバ。
右のコーナーのムラサキシキブは日当りのいい山の斜面で採ったがこんなしっかりした枝にたくさんの実がなっているのは初めてだ。
山の木にくわしい人も驚いてくれたしこんなきれいな紫の実がなる木があったのだと植物に疎い人も驚いてくれた。
展覧会の一週間前に思わず採集できたのを水揚げし毎日実にスプレーをかけ管理していた甲斐もあってか最終日まで持ってくれそうだ。
小さな落としにさしているが水は良く吸い上げる。
回を重ねるほどに野山の植物たちとのかかわりが深まるのも楽しい。