孔雀明王・コロナNO1完成。
縦横150センチ、100センチ。
頭部をイメージした部分。
羽をイメージした部分。
去年よりコロナに向かい合った作品を作っている。
はじめはコロナ発生の原因を自然破壊など人間のおごりより発生したとの自戒の言葉も聞かれた。
今はワクチン接種、消毒と科学一辺倒。
そのはざまでコロナ差別、息苦しさと科学で解決できない問題が多発状態だ。
ただ生きるためだけでは生きられない時代なのにとつくづく感じている。
去年の暮より毒を食べてくれる孔雀明王さまにいてもらうことになった。
野草やキノコを常食の生活をしているからだ。
その上煩悩の原因である貧・瞋・痴までも取り除いてくれる。
印を切り真言を時々唱えているうち孔雀明王さまがおらる仏教の世界にコロナ禍の息苦しさなどの解消方法があるような気持になってきた。
少しづつ仏教関係の本を読むうち第38回野草(イエツアオ)展のテーマが仏教と決まってきた。
今年の4月~8月の4か月間山小屋付近を椿やツツジ、モミジ、サクラなどの植物園にしようと整備したとき孔雀をイメージできる枯れ枝を発見。
創作に取り掛かったもののどんな素材と組合すのか色は、といつものことながら苦しい作業だったがとりあえず完成。
創作中何かヒントがありそうで仏教関係の本を読みながらの作業だった。