野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

小さくても立派に咲いた

2011-04-16 23:19:32 | インポート

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金生町は幸い東北の大地震や原発事故の影響もないけれどなぜか元気が出ず第34回野草(イエツァオ)野外教室(伯方島)の準備に行く気にならなかったけれど前向きに生きるのがベストだと気持ちを切り替えた。

去年は伯方島で下調べのあと倉敷まで足を伸ばして大原美術館等思いきり美術館めぐりをしてきた。

東京暮らしでは上野公園が近く又日常の中で美術館めぐりはできたが金生町暮らしではなかなか難しい。

今回は伯方島での下調べのあとは広島まで足を伸ばし見たくはない場所だがやっぱし原爆ドームの見学はしておこうと思うし美術館めぐりもしたい。

それに世界遺産の宮島も見たい。

幸い広島には会いたい山仲間が住んでいる。

小さな貝殻に植えていたミズナに花が咲いた。

15年以上毎年5月には野外教室を開いてきた。

植物が毎年花を咲かすように。

今年も咲かせたい。

第34回野草(イエツァオ)伯方島野外教室参加者募集。

5月21日(土)~23日(月) 21~22日でも可

現地で素材を調達して瀬戸内海の自然を借景にした造形教室。

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カリンだったらいいのに

2011-04-15 21:38:27 | 日記・エッセイ・コラム

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第7回クラフト展(イエツァオグループによる)のとき入り口にいけたカリンの花が今やっと咲き始めた。

このカリンは私が子供のころ種を蒔いて育てたカリンの原種でほとんど実はならなくてなっても小さい。

いつか大きな実がなるカリンの枝を接木しようと思っていたら思わぬめぐり会いがあった。

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山小屋の近くにある選定した枝を捨てている場所でヤマツツジの色だが感じが少し違う華やかな花が咲いているので行ったら鉢から抜かれたカリンかボケのような木に花が咲いていた。

枯れたと思って鉢から抜かれて捨てられたのだろうが奇跡的に枯れることもなく花を咲かせていた。

花が咲いてなければ見つけることもなかっただろう。

四角い鉢に植えられていたみたいでポンと枯れ草の上に置かれていただけなのに新しい根も出ていた。

飛行機の墜落事故でも助かる人がいるように生きられる運命の木だったのだろう。

しっかりと土に植えてあげた。

ボケかカリンには違いないがカリンだったらいいのにと思っている。

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切り倒した木で。

2011-04-14 21:22:12 | 山小屋整備

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ノミと小槌を買いにいったら小槌は買えなかった。

幸い今は山で新しく見つかったカンピザクラの周辺を整備している。

売っている店を探すより切り倒した木で作るほうが早い。

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2本生えているシャシャキの木を切り倒し細いほうで作った。

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太いほうの木では切り込みを入れてはしごの役目をするようにした。

少しのひっかかりがあると登れる。

切り倒した木は極力再利用している。

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方法はひとつ

2011-04-13 23:06:59 | 日記・エッセイ・コラム

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久しぶりに新宮の霧の森へ行ったら車椅子でも移動できるスロープができていた。

歩いてみると弾力があり足の裏に心地よく子供が転んでも痛くなさそうだ。

車椅子の人たちがゆっくりと移動している風景は平和そのものだった。

観光施設は好きでないが穏やかな馬立川と山に囲まれた霧の森は好きで来たのは今回で3回目になる。

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近くを散策していたら春のかたまりのような風景に遭遇。。

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どちらをむいてもサクラ サクラのなかで桃の花のようなのが目を引いた。

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花たちに負けず芽吹きも華やかだ。

自然の動きにエネルギーをもらい帰ってすぐ千石で営んでいた花の店野草(イエツァオ)の隣で営業していたクリーニング屋さんが閉店するとのことなので電話した。

石油などの高騰で経費倒れになり続けられないそうだ。

”電気がなくて暗いよ”とも言っていた。

なんとなくめげてくるが夢を持ち前向きで生きるしか方法はない。

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潮をかぶった植物たちは・・・・

2011-04-12 22:26:31 | 日記・エッセイ・コラム

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一面ヨシやダンチクが猛々しくはい茂っていた金生川に去年ブルドーザーが入り新地になったと思ったら暖かくなると一面カラシナが咲き黄色になった。

とてもきれいだがあまりのすさましさに違和感も覚える。

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サクラは毎年土手で咲き誇っている。

来年この土手のサクラが咲く風景はどんなだろうとふと思いながら今日もまた東北地方では大きな地震が起こったとのニュースを聞くにつけ津波で潮をかぶった植物はしっかり芽吹くのだろうかと心配になる。

毎年行っていた式根島で潮をかぶった植物たちの葉が茶色に変色していたのを思い出す。

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展望台のベンチ

2011-04-11 21:32:12 | 山小屋整備

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カンピザクラが満開のとき少し後ろにかすかにもう一本カンピザクラが咲いているのに場所が確定できない。

見当つけて歩いてみるがどうしても見つけられないので”幻のカンピザクラ”と呼んでいたらおもわず発見。。

道路を歩いていては発見できない位置にあったのが道路より見えるヤマモモの大木を確認するため登った位置より発見。

うれしくて今日はその周辺を整備した。

かなり大木のカンピザクラだが下にはたくさん雑木が生えているのをのこぎりで切り倒していく。

山小屋へ通っているとふとした弾みで整備したい場所ができる。

今日とりかかったカンピザクラとヤマモモの大木周辺の整備は後2~3回でめどがつきそうだ。

写真は早苗出池を見下ろす展望台のベンチだ。

切り倒した木の枝にツルを編んで作った。

ここにすわり早苗出池を展望しながら話していたら白鷺のつが戯れているのがみえた。

訪れてくれる人たちにはかなり好評なポイントだ。

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花はやっぱしヤマザクラかな・・

2011-04-10 21:32:25 | 日記・エッセイ・コラム

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切山のヤマザクラ見物は3回目になる。

今年は少しだが去年より開花が遅れ東北地方の大地震をきずかって桜祭はしていないが桜は同じように咲く。

サクラといえばヨシノザクラと思っていたが金生町暮らしになり切山のヤマザクラ見物にきはじめてサクラはヤマザクラと思い始めた。

ヨシノザクラはいっせいに咲くがヤマザクラは早咲きや遅咲きそれに表情もいろいろだ。

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花と競い合うほどに美しい新芽も同時に出ていた。

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とても繊細で美しいヤマザクラだった。

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ヤマザクラとヨシノザクラが仲良く咲いていた。

今年はヤマザクラの開花は遅れているがヨシノザクラの開花は例年どうりだそうだ。

4時間ほどいろんな場所よりヤマザクラ見物を楽しんだ。

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自然の一部として

2011-04-09 22:40:49 | 日記・エッセイ・コラム

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先日ピンクのカンピザクラと白いコブシの花の大競演を見られたのにすぐ後行ったら無残にも咲いたばかしのコブシの花びらがほとんど鳥に食べられていた。

悔しいけど鳥に対抗するすべを私は知らない。

北の丸公園でも鳥に食べらたコブシを見かけたことがある。

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一週間目の今日行ったら鳥も飽きたのか食べられることもなくちらほらと咲いていた。

新聞を読んでいると”被災地へ希望を詠む”と題した俳句に”みちのくに地震鎮もれよ花辛夷”があった。

被害のなかった金生町暮らしの私さえ凛と咲く白いコブシの花にはエネルギーをもらえる。

そのほかに・・

”生きていて生きているだけで燕くる”

”世界中の瞳と思え春の星”

大自然に痛めつけられながらも大自然に癒されながらとにかく自然の一部として生きていくのだろう人間は

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そういえば今頃は・・

2011-04-08 22:00:09 | 日記・エッセイ・コラム

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先日知り合いを訪ねて行ったら近くに豚舎があった。

こわごわだが興味があったので近づいたら意外とフレンドリーな態度を示してくれた。

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個室といえば聞こえがいいが身動きもままならぬ状態で飼われている。

外へ出たら”中へ入るなら消毒して入ってください”と女性に怒鳴られた。

そういえば去年の今頃は豚の口蹄疫で連日ユースをにぎわしていた。

今は東北地方の大地震とそれに付随して起こった原発事故・・。

豚の飼い主が言うには肉付きのいい豚を全国から探して飼っているそうだ。

ふと自然をも自由に管理できそうな錯覚をすることもあるがいつも自然の威力に翻弄されている。

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おもわぬつながり

2011-04-07 22:20:32 | クラフト展(イrツァオグループによる)

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内村セツ子さんの”過ぎさりし刻"

詩人の写真集の写真をコピーしたのを使ったと聞いたときふと吉増剛造の名が頭をよぎったがまさかと思っていたら後日”盲いた黄金のの庭、吉増剛造”とのメールあり。

ちょっと驚き・・

吉増剛造さんは東京で見た杉原信行さんの個展に出演されていた。

早速図書館にリクエストしたら一週間過ぎに松山市立図書館より届いた。

ありがたい。

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この写真より作ったようだ。

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”めぐりあう刻”

ハートのトランプは散歩のとき拾ったと言っていた。

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これも同じ写真集より作ったようだ。

金生町暮らしでも遠く離れた東京がとても身近に感じられた。

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キュウイの枝

2011-04-06 22:17:23 | インポート

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第7回クラフト展(イエツァオグループによる)を見に来てくれた人がキューイの枝を選定したのを何かに使いたいができないというので私がもらいたいと申し出た。

行ってみてびっくり・・・

40年以上のキュウイの大木?の下は選定した枝でいっぱい。

心地よい晴天の下で座り込み心ゆくまで切り落とされた枝を選別。

2時間ほどかけて大きな袋いっぱい面白い曲がりの枝を選んだ。

まだどういう作品にするかは未定だが素材が手元にあるのは心強い。

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ポタポタと水が落ちていると思ったら思いき切られたキユーイの枝からだった。

なめてみたが無味無臭。

キューイはそれでもめげずダイナミックに枝を伸ばして実をつけるそうだ。

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ヤブカンゾウ

2011-04-05 22:04:17 | 日記・エッセイ・コラム

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まだ何の芽吹きも感じられない2月ごろより早苗出池の土手にはヤブカンゾウが芽吹き始める。

ほかに何も芽吹いてない今は独り舞台の感じだ。

カンピザクラの花見客を案内した帰りコースにこの土手を散歩してお土産にヤブカンゾウの新芽をお土産に持って帰ってもらう。

そのたびのお相伴なのでもう何回も食べた。

さっと湯がいて味噌で合えるヌタで食べるのが気に入っている。

しゃきしゃきした歯ざわりがとてもいい。

オレンジ色の花を食べるのも好きだがこの土手は年に数回草刈をするので花が咲いたのは見たことがない。

それにしてもこの土手にはいろんな草たちが咲き競う。

去年の第27回野草(イエツァオ)展では土手に咲くナガホシロバナワレモコウをいけた。

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天空での約束

2011-04-04 22:07:48 | クラフト展(イrツァオグループによる)

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内村セツ子さんのコラージュ作品”天空での約束(アフガニスタンの仏像に岡倉天心のインド女性との最後の恋を合わせて)に妹のきんかんと私の着物の袖を使ったコラボベストをあわせて飾った。

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”天空での約束”を作るきっかけは男女仏の絡められた指から始まったそうだ。

作品作りのきっかけはほんのちょっとしたことから始まる。

ものを見ることや本を読むこと。

それから人と付き合うことからも始まる。

今回もクラフト展(イエツァオグループによる)を開くことによりものを作るうえで刺激になる人たちと知り合えた。

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響きあうものが生まれる場に

2011-04-03 22:19:06 | クラフト展(イrツァオグループによる)

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”何時までですか”との電話があった。

”6時までですが何時ごろ来られますか?”と聞くと”5:30すぎ”だという。

小さな展覧会だが説明していると30分では見られない。

妹のきんかんの知り合いだそうだ。

やってきた彼女はとても興味を持って作品を見てくれた。

大阪にある美術関係の大学を出たとかで去年開かれた瀬戸内海国際芸術にも行ったがとてもよかったと言っていた。

定番の草茶を飲みながら話も弾んだ。

クラフト展(イエツァオグループによる)が展示即売だとは知らなかったらしい。

タイに行った時見た仏像が印象的だったそうで内村セツ子さんの作品の”輝けしきクモの糸(ミヤンマーのブツダ)”を買ってくれた。

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"花散る里の祈り(ミャンマーのブツダ)”にもセツ子さんがミャンマーで写してきた仏像の拡大したのが使われている。

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”輝けしきクモの糸(ミヤンマーのブツダ)”は黄色でおばさんをイメージして、”花散る里の祈り(ミャンマーのブツダ)”はお母さんをイメージして作っている。

クラフト展(イエツァオグループによる)の出品作品は作り手が湧き上がる思いを形作っていく創作であまりなじみのある作品でないにもかかわらず、買っていただきうれしかった。

金生町では野草(イエツァオ)展3回クラフト展(イエツァオグループによる)3回と開いた。

少しずつでも作り手と見ていただく人たちと何か響きあうものが生まれる場にしたい。

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大競演

2011-04-02 21:42:34 | 日記・エッセイ・コラム

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またまた7:35分待ち合わせで幼馴染とカンピザクラ見物に行く。

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おもわずこぶしの花が咲いていた。

カンピザクラの下へいつもみんなを案内していくように連れて行くと”ワーきれいと”と歓声を上げた。

私も驚いた。

ピンクの花越しに真っ白なこぶしの花が一面に咲いている。

去年もカンピザクラがさかりを過ぎるころこぶしの花が咲いたのは覚えているがこの位置からは見てなかった。

思わぬ大発見で大感激!!!

こういう状況になるのは一年のうち2~3日のことだろう。

カンピザクラの花見は今年で3回目。

花見のために作った遊歩道ができたので今年はもう何回も通ったおかげでカンピザクラのピンクとこぶしの白い花の大競演を見ることができた。

第7回クラフト展(イエツァオグループによる)も後一日。

花見と重なり忙しかったがいろんないい思い出ができた。

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