野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

6枚目のコラボベスト

2014-03-13 22:10:53 | アート・文化

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妹のきんかんが毛糸部分を編んだのを持ってくるのが楽しみだ。

私が布部分とデザイン、仕上げなので布を手渡すときんかんが糸を選び編み方を考える。

今回は2枚目に編んだコラボベストと同じ布なので特に楽しみにしていた。

毎回私が思いもつかない色合わせをすることが多いが今回も頑張った。

糸はウールだがその糸に細い金糸がランダムに巻かれている。

ほとんど買った素材を使わない私としてはいろんな変わり糸を買って使うのを見られるのもまた楽しい。

糸屋さんで即この糸だと思ったそうだがひらめきも早い。

先日仕上げた”曲がっても花器”を見て”デンデンムシだ”と言った。

言われればそうだが気が付かなかった。

きんかんとコラボで創作を初めて6年目、お互い一人では広がらなかった世界が出現してうれしい。

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布バッグ

2014-03-12 22:35:22 | アート・文化

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金生町暮らしを初めて海からの素材集めが簡単になった。

ほんの近くに漂流物が流れ着くポイントが2か所もある。

正月に妹のきんかんの家族と海へたき火に行ったときいろんなロープが拾えた。

2年前より布バッグの取っ手に漂流物のロープを使うのが面白くなっている。

今回は3本で編まれた白とエンジ色の同じ太さのロープだが少し太すぎるので一本を抜き2本にして抜いた白とエンジ色を編みなおして使った。

残った2本編の白とエンジ色のロープももちろん他のバッグの取っ手として使う。

バッグ部分のデザインが同じでも取っ手が変われば雰囲気は変わる。

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海で自然にほぐれたのを平たく編んで取り付けた

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今回は外ポケットの内側の部分を見えるデザインにし、とも布を底部分に使うのをポイントにした。

白地に縞模様は化繊のジャージー、黒布も化繊。

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木の又の花器パート2(ムクゲの皮で)

2014-03-11 22:12:01 | アート・文化

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2センチ巾のムクゲの皮で作れないかと眺めているうちに思いついた。

ムクゲの皮は白っぽくとても繊維質で強靭だが動きに乏しい。

時期を選ぶと皮をむくのも簡単で木姿を残したまんまくるりと剥ける。

木と同じ形をした皮をながめているうちに”シャドー”ができた。

皮を剥いだヒマラヤスギの木の又に取り付けてツルで縫って行った。

木の又の長さ45センチ、花器は高さ12センチ、幅縦横9センチ、14センチ。

今日は東北大地震より3年目。

その年のクラフト展(イエツァオグループによる)のため来てくれたセツ子さんは余震におびえながら暮らしていた東京より金生町に来てホットした様子だった。

それでも早苗出池や海へ行くと怖がっていたのを思い出す。

そのセツ子さんもこの世と違うあの世とかへ行ってしまい新作を出品してもくれないし来てもくれない。

何の断りもなく急に勝手に行ってしまわれて気持ちの整理もつかないのでつけるために今回のクラフト展は遺作展も兼ねることにした。

同じく気持ちの整理をつけるためか遺族の方たちも来てくれる。

第10回クラフト展(イエツァオグループによる)兼内村セツ子遺作展

日時  3月23日(日)~4月6日(日) 10:00~18:00

場所  ギャラリー作唯  四国中央市金生町下分742

電話  0896-72-6808

参加者  岩切綾子 桜沢孝枝 中根繁子 尾藤千代 イエツァオ

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切山梅林

2014-03-10 22:13:43 | インポート

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毎年3月1日は切山昌平校塾へ行き梅の花を楽しんだが今年から閉校になったもののやっぱし花見はしたい。

それに去年の7月には梅林を見渡せる東屋に”潮風梅見展望台の椅子”を作った。

7月だと梅林と言ってもピンとこない雰囲気だったが昨日は素晴らしかった。

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濃いピンクや薄いピンク、白や黄色がかったのまである。

 

 

3番目のピンクの花の梅の実は去年いただいて果実酒や梅干しなどにしたのでどんな色の花が咲くのか楽しみにしていた。

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まだまだ芽吹きは感じられないがきれいな緑の草と柔らかい梅の花見は心を柔らかくしてくれる。

 

せっかく”潮風梅見展望台”の椅子を作ったのに熱いお茶でも持ってくれば良かったと悔やまれた。

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雲辺寺ハイキング

2014-03-09 22:18:58 | 日記・エッセイ・コラム

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今日は第2日曜日で切山にこにこ市の後切山遺跡保存会主催のハイキングがあった。

今回の目的地は切山より離れて雲辺寺だ。

帰りのロープウエイより写したが讃岐名物の溜め池が目立つ。

ロープウエイの所要時間は10分。

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行は1200年前より踏み固められた遍路道を3時間余り。

 

急な坂道もあったがほとんどが歩けることが幸せと感じるような木々に覆われた小道だ。

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ところどころに表情の違うお地蔵様が祭られているし38から始まる指導塚もある。

 

最後に2の指導塚を確認したが0は確認できなかった。

 

次は18、次は17と確認しながら歩くと3時間余りも歩いたとは感じられない。

 

そのために先人が設置してくれたのだろう。

 

雲辺寺スキー場では大勢の若い人たちがスノーボードを楽しんでいたがオリンピックのスノーボードのおかげだと誰かが言っていた。

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雲辺寺は標高1000メートル。

 

境内にはまだ雪が残っていた。

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ロープウエイ駅近くでも雪災害にあったのだろう見事に竹が割れていた。

 

1200年も間人と自然で作られた遍路道でも折れたり裂けたりの雪被害にあったらしい木がかなり見られた。

 

毎日第10回クラフト展(イエツァオグループによる)の準備で室内作業が続いているが本当にいい息抜きだった。

 

 第10回クラフト展(イエツァオグループによる)兼内村セツ子遺作展

 

日時  3月23日~4月6日  10:00~18:00

 

場所  ギャラリー作唯  四国中央市金生町下分742

 

参加者 岩切綾子 桜沢孝枝 中根繁子 尾藤千代 イエツァオ

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木の皮の花器パート7(シミやかび)

2014-03-08 18:58:22 | アート・文化

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ヒマラヤスギの皮を使いツルを縫う手法で作った花器で高さ16センチ幅13センチ。

ヒマラヤスギの皮の一部が明るい茶色になった。

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反対側は濃茶色。

 

剥いだ木の皮は日差しを受けると少しづつ濃い色になっていく。

 

湿気を帯びたり雨にあたりかびると黒くなったりシミ状になったりする。

 

素材として使うときは黒くなったりシミ状になった箇所を面白く使う工夫をする。

人が作ろうとしても作れない色や形には本当に感激する。

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木の皮の花器パート6(呪文を唱えて)

2014-03-06 22:34:50 | アート・文化

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薄いサクラの皮なので細いツルを使うことにする。

細いツルではしっかりしないので縁の部分だけ少し太めのツルを組み込んだ。

ツルを編むのも縫うのもツルをおさえていくのは同じだが編む手法は編めるように縦のツルを奇数にして規則正しくおさるが縫う手法はおさえられる箇所を選びながら形作っていく。

規則正しく編むのが面白くなくなり縫う手法を考えたので規則正しくなり始めると違う方向へ縫っていく。

高さ14センチ幅10センチ。

編む手法ならすぐ出来上がるサイズだが縫う手法だと何時間もかかる。

編む手法だと編むのは一本のツルだが縫う手法だと数本のツルで同時に縫っていく。

とにかく今縫える箇所から縫っていくが縫える箇所がなくなったり迷うと一時中止。

しばらく休むと何かしら方法が見つかる。

縫うというのはおさえると同じなので”おさえておさえて”と呪文のようにとなえながら縫っていく。

パニックになってもやめればそれで終わり。

出来上がらないだけ。。

あきらめないで呪文を唱えながら縫っていくと必ずめどはついてくる。

毎回途中あきらめたくなるが今のところ頑張れている。

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苦労の跡がしっかり出ているが出来上がった。

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木の皮の花器パート5

2014-03-05 22:45:18 | アート・文化

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ツルを編むシリーズを初めて今回で5回目になる。

最初はお皿からだった

初めはツルだけで縫っていたが回数を重ねるたびに流木、枝、鉄類、木の皮といろんな素材と合わせてきた。

編む手法より縫う手法のほうがいろんな素材を組み込める。

木の皮と合わすのが面白くなり去年はいろんな木の皮を剥いだ。

山小屋付近で採れるのはヒマラヤスギ、ヤマザクラ、コウゾ、アカメガシワ、イヌビワ、まだまだ開拓の余地はあるが今のとところは5種類だ。

皮を剥げる時期が4月ごろより8月ごろと短いのでかなり気合を入れないと時期はすぐ過ぎてしまう。

去年は大きなヤマザクラの木を切り倒し皮を剥いだ。

今回は末端の枝の皮なので薄いがサクラの皮は繊維質で強くこぼれることは少ない。

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縁の一部を短くした部分を作った。

一輪挿し用の穴にも短い茎の花材は生かるが縁に高低をつけておけば又いろんな生け方ができる。

高さ13センチ幅10センチ。

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ウキウキ・・

2014-03-04 22:41:54 | 日記・エッセイ・コラム

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急に春めいてきたが畑には背の高い草はまだ生えてない。

枯草をかき分け元気よく伸び始めたフキノトウはよく目立つ。

一週間ほど前に採って2回目の収穫だ。

今回もてんぷらにしてほろ苦さを味わった。

季節を味わえるのは本当に幸せだ。

フキノトウを採りに行く途中2年ほど前に失くしたハサミを見つけた。

目立つオレンジ色でさほど小さくもない。

草が枯れれば見つかるだろうと思っていたが見つからない。

神隠しにでもあったと思って忘れていたのに思わず出現。

それもいつも歩いているところでだ。

フキノトウも採れてハサミもとれて??、やっぱし春はいいな~とウキウキ。

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7時の朝焼け。

なんとなく柔らかく春を感じる。

やっぱし春はいいな~とウキウキ。。

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テーブルセンターコラージュNO9

2014-03-03 22:47:06 | アート・文化

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ピンクで縞模様は着物地だがかなり前このサイズでいただいていた。

ほんのきれっぱしだけれどよく見ると縞模様の幅をちがえたり地模様を入れていたりピンク色にも濃淡があったりとかなり凝った布だ。

高価な着物地だったのかもしれない。

ちょうど作りたいテーブルセンターの大きさだったので目につきが使いたくなった。

縞模様には今回のテーマカラーのブルーも使われているので黄色の布は決まる。

ピンクと黄色の布色を元気よく見せるために2枚の布をつなげる糸の色はグリーンにした。

それからコラージュの布を決めていく。

布が決まりチクチク縫って固定していくがどんな色糸を使って縫うか縫わないでおく部分をどう作るかとか出来上がってみるとウソのようだがスムーズにはいかない。

スムーズにいかないことが好きでやっているが時々めげる。

(2月5日にUPの予定ができてなかった)

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曲がって花器

2014-03-03 22:38:08 | アート・文化

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年末にカクレミノを切り倒した時どういう事情か魅力的な曲がり方をした枝がありとっておいた。

どんな作品の素材になるのかと楽しみにしていたら花器になった。

こういう形の花器として巡り合って本当にうれしい。

曲がった枝は太くて重く花を生ける花器としては重いことも役に立つ。

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ツルを編む手法だと曲がった枝をいかせないが縫う手法だといかせるが手間はかかる。

 

高さ43センチ、直径30センチぐらい。

 

後ろのカンピザクラは少し色づいてきた。

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5枚目のコラボベストパート5

2014-03-02 23:19:13 | アート・文化

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妹のきんかんが5枚目のコラボベストを持ってきた。

細い糸を2本どりで編んでいるので手間がかかると言っていたがベースの紺糸に赤っぽい糸を絡めたパッチワークを数枚作っていた。

布部分の模様を考えてのことだろう。

私がデザインと布部分、きんかんが毛糸部分を受け持ってのコラボベストも今回で6回目になる。

ベストというくくりの中で毎回新しいデザインを考えるがきんかんも糸の選び方色合わせ編み方も次々と新手を考えてくる。

振り返ればちょっとは進化しているかな・・とは思う。

とにかく続けてさへいれば何か新しい世界が広がっていく。

今回は毎回クラフト展(イエツァオグループによる)に参加してくれていた内村セツ子さんの遺作展も兼ねる。

遺作の”天空のあわいで”でセツ子さんがお母さんをイメージしたサクラのピンク、おばさんをイメージした菜の花の黄色、セツ子さんの色は私が決めたブルーとテーマカラーを決めてテーブルセンターコラージュを作ったがコラボベストではテーマカラーはさほど意識してなかったものの今回の5枚目のベストはセツ子さんのイメージそのまんまだ。

気が付けばサクラのイメージのコラボベスト、菜の花のイメージのコラボベストも出来上がっていた。

一作目のコラボベストはピンク色でお母さん4作目が黄色のおばさん

今回のブルーのセツ子さんとテーマカラーがそろった。

遺作展を見に来てくれる妹さんが”姉はそちらへいっているとおもいます”と電話の中で話しておられたが意識せず出来上がった3枚のベストをながめていると本当に来てくれていると思えてきた。

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木の皮の花器パート4

2014-03-01 22:33:06 | インポート

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今日は昼過ぎより小雨が降り始めた。

2月に雪が何回も降ったがもう3月。

少しぐらい濡れても気にならない春雨だ。

それにしてもページをめくるように季節は変わるものだ。

あわてて山小屋の特大花器作りを中止して帰ったところへ野菜つくり名人が白菜とカブをどっさり持ってやってきた。

もうカブは固くなっているかもしれないと言っていたがまだ大丈夫だと思う。

白菜は菜の花を葉っぱでくるんでいることだろう。

先日の雪にうもった白菜なので柔らかくなっているかもしれないと言っていた。

それにしても季節は確実にめぐってくるがクラフト展(イエツァオグループによる)の準備はなかなか思うようには進まない。

それでも木の皮を使った花器(ヒマラヤスギ)は出来上がった。

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反対側にも一輪させる空間ができた。

直径8センチ高さ12センチ。

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