3か月ほど前金毘羅にある宝物館と円山応挙襖絵を見るため来た。
すぐ近くに高橋由一館もあったが教科書で見た鮭の絵のような暗い絵を見ることになるようで次回という事にした。
意外と明るく軽やか絵だった。
高橋由一の残っている洋画は96点でそのうち37点金毘羅にありそのうち27点が展示されていた。
油絵の具が高価だったころ金毘羅がスポンサーだったので多くの絵があるらしい。
額は見よう見まねで作った物でそれなりに面白い。
明治12年に開かれた万国博覧会のため制作された絵が多いのはその後即売会を開き売れ残った絵のようだ。
あまり売れなかったそうだが和風建物に油絵を飾るのは難いからだろうと思う。
近くにあった可愛い犬の像。
金毘羅とは雰囲気の違った建物を見つけた。
”神椿”と書かれ資生堂パーラーらしい。
階段を下りたが椿が描かれた陶壁と床が面白い。
周りはズタジイの林。
今回は入らなかったが次回はコーヒーでも飲んでみたい。
さすが庶民の神様こんぴらさま、古いばかりではない。
参道にはどっしりと歴史を感じるうどん屋もあり。
それにしても今日は寒かった。
金毘羅へ向かう道中の畑にはびっしりと霜が降りていた。
参道にあった石の水ためには氷が張っていた。
駐車場のそばを流れる川にかかる時代を感じさせる屋根付き橋。
前回も同じ駐車場へ止めた。
地元の人らしい男性にここが安いよと言われて止めたが本当にすぐ近くが500円でここが300円。
それに管理している老夫婦がとても親切だ。
次回会もここへ止めるだろう。