★ http://www.foreignaffairsj.co.jp/essay/201411/Haass.htm
解体する秩序
―― リーダーなき世界の漂流
The Unraveling リチャード・ハース 米外交問題評議会会長
フォーリン・アフェアーズ リポート 11月号
アメリカの覇権は廃れつつあるが、➊バトンを引き継ごうとする国はなく、今後、現在の国際システムはさらに雑然としたシステムと化していくだろう。❷国際ルールを守るのではなく、独自の利益を重視する非常に多くの国がパワーセンターにひしめき合い、❸アメリカの利益や優先課題が配慮されることもなくなる。これによって新しい問題が作り出され、現状の問題を解決するのもますます難しくなる。要するに、❹ポスト冷戦秩序は解体しつつある。秩序の崩壊はパワーと意思決定メカニズムが分散化していること同様に、アメリカがもはやまともに国際行動を起こさないと考えられていることに派生している。いまや問うべきは、世界秩序が今後も解体していくかどうかではない。❺いかに迅速に奥深く解体プロセスが進展するかだろう。
小見出し
秩序解体の流れ
秩序を支える流れ
現状をどう捉えるか
なぜ秩序は解体したか
アメリカに何ができるか
全文は11月号掲載予定>>
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● 今の現状を見れば、馬鹿でも戦後更に冷戦後の秩序が解体しつつあることは判ります。
私の予測の主題も正にそこにあるのです。
● 解体プロセスの進行と、程度は私がいつも書いています。2029年~2046年の先進資本主義国の
㈱市場の崩壊から始まる、新しい時代への突入です。フランス革命やロシア革命や
USAの独立や、中共の革命時を2段階も上回る、歴史のカタストロフィーが
来るのです。これは波動論からの予測です。
● 西欧の810年の大きなサイクルが崩壊し、東洋の810年間のサイクルの勃興が始まるのです。
270年間の資本主義の崩壊を超えた、巨大なカタストロフィーです。
● 国際ルールを守らずに、傲慢の極地に達したUSAが、形式上はその癌なのです。自国の利益のみを
求めた世界一の大国が、己の傲慢さで歴史を解体するのです。
● 資本主義の優等生の、日独の意見も聞かずに、逆に嫉妬するUSAには、後継者を育てる意欲がないばかりか、
その足を引っ張ってきたのが現実です。
● 後継者は日独なのですから、素直に日本の軍事力の増強と核武装をさせなくてはいけないのに、
己の嫉妬で出来ないのが、USAなのです。後継者たる日本も日本ですが、政府や皇室からして
国益を損する反日や左翼や赤などに浸食されて、卑屈になっているのです。
● この様な状況では、ズムーズな後継者への権力の意向はあり得ません。予測では先進資本主義国の
崩壊と、武人時代への移行、さらに内戦型世界大戦を経てからの、
新たなる秩序を模索”という事になるでしょう。
● 資本主義の優等生は日独であり、早く彼らに核と軍事力と権威を譲る事こそが、新たなる秩序への
開始となるのです。そこが理解できないのが、人種差別白人の傲慢さと無知です。
それが典型的に見られたのが、今回のオランダ国王夫妻の厚かましい態度です。