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植物性マーガリン禁止は世界の常識・トランス脂肪酸の害

2014年11月28日 20時46分00秒 | 健康・医療

★ http://www.cnn.co.jp/usa/35039621.html?tag=mcol;relStories

トランス脂肪酸の安全性否定 食品への使用禁止も 米当局

2013.11.08 Fri posted at 11:49 JST

超高カロリーのバーガーで心臓発作

CNN) 米食品医薬品局(FDA)は7日、マーガリンなどに含まれるトランス脂肪酸の成分は「一般的に安全とはみなされなくなった」との仮判断を示した。これが公式見解になれば、加工食品への使用は禁止される

FDAは暫定的な結論として、トランス脂肪酸の主成分である「部分水素化油脂」は安全ではないという認識が一般的になったと判断。パブリックコメント期間を設けて食品業界などの意見を募ったうえで最終結論を出すとした。

期間中に寄せられた意見や情報を検討した上で、これが公式見解となった場合、部分水素化油脂は、食品への利用を原則禁止する添加物に分類される。

FDAのハンバーグ局長は今回の措置について、「トランス脂肪酸の潜在的危険からより多くの米国人を守るための重要な1歩」と位置付ける。FDA当局者も「健康への影響を考えると、できるだけ迅速に対応したい」と表明した。

冷凍ピザやマーガリン、コーヒー用クリームなどに含まれるトランス脂肪酸は、心疾患のリスク増大との関連が指摘されている。主成分の部分水素化油脂は、マーガリンやショートニングなどの固形油脂を製造するために液状の油脂に水素を添加して人工的につくられる

なお、一部の食肉や乳製品に天然に含まれるトランス脂肪酸は今回の規制対象には含まれない。

米国では加工食品からトランス脂肪酸を締め出す動きが進んでおり、例えばファストフード大手マクドナルドのウェブサイトには、揚げ油にトランス脂肪酸は使われていないと明記している。

米食品業界団体によると、メーカー各社の自主的な取り組みで、食品に使われるトランス脂肪酸は2005年以来、73%以上減ったという。

FDAによると、米国の消費者が1日に摂取するトランス脂肪酸の量は、2003年の4.6グラムから、2012年には約1グラムに減った。しかし「現在の摂取量であっても、健康上の重大な不安が残る」(ハンバーグFDA局長)。トランス脂肪酸は悪玉コレステロールを増加させることが分かっており、摂取しても安全という基準は存在しないと同局長は強調した。

米心臓協会や医学界などもFDAの方針を歓迎し、「トランス脂肪酸を含む食品を食べると心疾患のリスク要因である悪玉コレステロールが増えることは、科学的に実証されている」とコメントしている。

世界保健機関(WHO)も世界で供給される食品からトランス脂肪酸をなくすよう呼びかけている。過去20年でトランス脂肪酸の規制に乗り出した米国やブラジル、デンマーク、韓国などの各国では、効果が実証されているという。

米疾病対策センターの試算によると、人工的に精製されたトランス脂肪酸を含む食品を避ければ、年間1万~2万人の心臓発作が予防でき、冠動脈性心疾患による死者は3000~7000人減少する

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● この様に世界では、動物の飽和脂肪酸の話は最早、時代遅れなのです。つまり病気を
  悪化させる原因とはみなされていないどころか、膜成分の構成要素であり、大切な
  貯蔵エネルギーなのです。問題は必須ではなく、他の栄養素からも作れる
  いう事です。

● 現代が昔の食生活と異なるのは、植物性の油を水素で固めて、自然界にはないトランス脂肪酸
  合成して、これを体に良いからと大量に摂取してきた事のみです。又植物性の多価不飽和
  脂肪酸(主にリノール酸、アラキドン酸など)を体に良いからと誤解して、
  大量に摂取してきた結果として、体質の悪化が観られるのです。

● つまり、純粋の動物性のバターが不足したので、疑似バターとしてマーガリンを作ったのが
  その嚆矢です
。不足した戦場に送る為のマーガリンです。合成バターです。

● 植物性の油は液状です。その原因は炭素同士の結合で、2重結合が多く=多価不飽和の為に
  炭素鎖が曲がり、流動性が高くなって、固まりにくい≒常温では液体という事になるのです。

● それを飽和脂肪酸のバターに似せる為に、水素を添加して、自然界にないトランス型の脂肪酸
  へと変換させて、硬さを出して、バターに似せているのです。疑似バターとは
  そのことです。味もおいしくするためにいろいろ工夫していますが、
  本物のバターには及びません。

● 脂肪酸で人間が作れないのは、DHA/EPA/αリノレン酸等のオメガ3系統の脂肪酸のみです。
  勿論リノール酸系も作れませんが、これは単なる悪役なのです。DHAはよく知られているように、
  脳を作る非常に大切な必須脂肪酸です。勿論ないと生きてゆけないのみならず、
  特に記憶中枢には大量に使用され、頭の良さに関係します。

● その作用を阻害することが分かってきたのが、リノール酸であり、アラキドン酸であり、
  今話題のトランス型脂肪酸なのです。このトランス型は又インシュリン感受性も
  悪化させて、糖尿病も起こしやすくします。つまり、先進国の人の
  病気を見れば、その摂取過剰が想像できます。

● つまり、トランス化した脂肪酸のみならず、植物性のリノール酸=多価不飽和脂肪酸の取り過ぎが
  現代人の炎症などを過剰に起こしやすい体質にしている事が分かっているのです。
  其処では飽和脂肪酸の問題はこれぽっちもありません


● 飽和化した脂肪酸は、炭素間の二重結合がないので、反応性に乏しく、単なるエネルギー源としての
  役割以外はないのです。反応性が高いと=二重結合が多いと、反応し過ぎて、悪さもすれば
  良い役割もするのです。


● 悪さをするのが、植物性のリノール酸系統であり、良いことをする=ないと生きてゆけないのが
  動物性のDHA/EPAなのです。αリノレン酸は植物に良く含まれます。シソ油や亜麻仁油です。

● 従って、必須脂肪酸抜きの飽和脂肪酸のみの研究は、ビックリ箱用の研究には向いていますが、
  現在では屑研究と言えるでしょう。

● 日本では政府関係の知的能力が低いと思われますので、世界で起こっている問題を理解する人が
  少ないのです。又は資本主義全盛期ですので、企業の論理が通りやすいとも言えましょう。
  











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狭まる国際的包囲・対国際金融機関・グローバリゼイションの終わりの幕開け

2014年11月28日 09時43分13秒 | 金融・経済


★ http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL3N0TI03320141128

アルゼンチン国税局、英HSBCを脱税ほう助で告発

2014年 11月 28日 09:31 JST

[ブエノスアイレス 27日 ロイター] - スイスの秘密銀行口座への資金預託を通じ、4000人を超えるアルゼンチン住民の脱税をほう助したとして、アルゼンチン国税局(AFIP)は27日、英金融大手HSBC を告発したと発表した。

AFIPはフランス当局から秘密口座に関する情報を入手したと公表。フランス当局は先週、脱税をほう助した可能性があるとして、HSBCのプライベートバンキング業務を手掛けるスイス子会社に対し、正式な捜査に乗り出したことを明らかにしている。

AFIP当局者は記者会見で「アルゼンチンで営業する(HSBCの)三つの銀行事業体が創設した違法な(脱税のための)プラットホームの存在を非難する」と強調。「アルゼンチン住民の脱税支援という唯一の目的に向け、(HSBCの)マネジャーらは積極的に関与している」と指摘した。

HSBCはロイターへの電子メールで、アルゼンチンの法律を順守していると強調。「脱税のための資金移動を行う組織を含め、いかなる違法な団体への関与を断固として否定する」とした

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● 2001年からは対テロ防止法の名目で、2007年のリーマンショックの後からは、違法な資金移動や
  違法取引、詐欺的取引等で、国際金融機関に対する監視や査察の目が厳しくなっています


● USAでは、ゴールドマンサックスへの告発が相次ぎましたし、フランスはオランド大統領が登場後は
  公然と金持ちへの避難が出ています。英国ではEUからの脱退や移民制限を訴えるのは、
  極右のみならず、現政権のキャメロン首相も言い始めています。

● 当のHSBCは英国から本社を東南アジアへ移そうとして頓挫しています。多分特定の国を持たない
  人たちが支配してるのでしょう。

● この様に最後の悪あがきで、資金を集めようとしている国際金融機関は、世界中でその包囲網が狭まって
  いると言えます。第二次大戦の後の国際金融機関のグローバリゼーションの波は、明らかに
  その反対方向の波へと変わりつつあります。

● 資本主義の総本山のUSAでも、暴動は多発するし、FRBも共和党関係者から圧力を受けつつあります。
  ゴールドマンサックスはまだ意気軒昂ですが、➊リーマンショックー❷やがて来る二度目のショック,
  更には ❸2029~2046年の先進資本主義最後の株式市場の崩壊で、つまり、3度目のショックで
  止めを刺されると予想できます


● GSの死は、先進資本主義国の死であり、西欧の没落であり、白人の没落なのです。
  運命は変えられないのです


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