歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

フラクタルと歴史経済波動学で予測
 未来の世界と経済と医療の行方
貴方はいくつの真実を見つけられるか!

東西文明の移行期に相応しい発見・西欧の自惚れを否定する洞窟絵画

2014年11月27日 18時31分28秒 | 時代・歴史



★ http://www.natureasia.com/ja-jp/ndigest/specials/57872

世界最古と分かった、インドネシアの洞窟絵 ブックマーク

World’s oldest art found in Indonesian cave

Nature ダイジェスト Vol. 11 No. 12 | doi : 10.1038/ndigest.2014.141202

原文:Nature (2014-10-08) | doi: 10.1038/nature.2014.16100 | 英語の原文

「人類の創造性の起源は欧州」という学説に疑問が投げ掛けられた。

インドネシアの洞窟に描かれた芸術作品が4万年以上前に制作されたものであることが、グリフィス大学(オーストラリア・クイーンズランド州)の考古学者Maxime Aubertらによって明らかにされ、Natureに2014年10月8日に報告された1。この一連の芸術作品はおそらく欧州の洞窟芸術以上に古く、人類による史上最古の創造的芸術と考えられ、人類の創造性の起源の中心が欧州であるという見方を揺るがすものだ

KINEZ RIZA

サウサンプトン大学(英国)の考古学者Alistair Pikeによれば、今回の分析結果は「アジアには想像以上の未発見情報がある」ことをほのめかしているという。Pikeは2013年、当時世界最古と考えられた洞窟芸術を欧州で発見したが2、今回の研究には参加していない。

この一連の芸術作品は、1950年代にインドネシア・スラウェシ島の鍾乳洞で発見されていたものだが、せいぜい1万年前のものだろうと考えられていた。それ以上古いものであれば劣化しているという先入観があったためだ。

その後「ウラン・トリウム年代測定法」が開発され、こうした先入観を検証できるようになったが、この手法を用いてインドネシアの洞窟の芸術作品の解析を試みた者はこれまでにいなかった。

「ウラン・トリウム年代測定法」では、絵画自体の年代を測定することはできないが、絵画の表面にできたでこぼこの炭酸カルシウム層の年代を推定できる。この無機物の層が形成されるときに、ウランが中に取り込まれる。ウランは一定の速さで崩壊してトリウムとなるため、試料中のウラン同位体とトリウム同位体との比率を調べれば、その年代が分かるというわけだ。

Aubertらは、人の手形ステンシル12点と大型動物の絵画2点について、この手法を用いて年代測定を行った。研究チームが採取したのは最表層であるため、測定結果は各試料の最小年代(少なくともその年代より古い)ということになる。

測定結果から、この場所で最も古いステンシルは少なくとも3万9900年以上前のものであることが分かった。つまり、欧州最古の手形ステンシルの最小年代を2000年ほどさかのぼることになる。また、ナスの両端から棒状の脚が突き出たようなバビルサ(シカイノシシ)の絵(写真)は、3万5400年前のものと推定された。この年代は、欧州の洞窟に描かれた最古の大型動物絵画とほぼ同じだ。

手形ステンシルは、欧州のものとよく似ている。しかし動物の絵は、欧州のものとは2つの点で異なっている。1つは、描かれている動物がインドネシア現地の動物であること、もう1つは絵画様式だ。Pikeによれば、初期の欧州の絵は「指でなすりつけるように描かれている」のに対し、インドネシアの絵は「線が多く、筆で描かれているようだ」という。

こうした芸術作品がどのように発展したかについては、2つの説が考えられる。1つは、芸術作品がインドネシアで独立して生まれたとするもので、もう1つは、初期人類がアフリカを離れる時点で作品の制作能力をすでに身につけていて、それが各地に広がったとするものだ。

Pikeは、芸術の探索を、初期人類の南方の移動経路に沿って行うべきと考えている。「初期人類の移動経路上にある絵(で炭酸カルシウムに覆われているもの)の写真を持っていて、その年代を知りたいと考えている人から、これまで以上に多くの写真が得られるようになると考えています。そうなれば、展開は大きく加速することでしょう」とPikeは期待する。彼は、東南アジアもくまなく調べられることになると予測している。スラウェシ島のその地域だけでも数百カ所の洞窟が残されており、Aubertは、ボルネオ島でも調査を始めている。

Pikeは、「スラウェシ島にネアンデルタール人はいなかった」と断った上で、彼がスペインで発見した手形のステンシルとその題材は、今回年代が判明したインドネシアの絵とよく似ていると語る。今回の発見は、欧州の洞窟芸術の制作者が約4万1000年前まで欧州に存在していたネアンデタール人であるとする説に疑問を呈するものでもあるのだ

多くの洞窟が産業活動で破壊されており、残存する洞窟絵画の多くは剥落しつつある。Aubertは、今回の発見によって洞窟保護の必要性に世間の目が向くことを願っている。


////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////


● 1950年代と言えば、東西文明移行期の転換点は2000年±50年と書きましたが、
  正にその間に入る画期的な発見です。

● 西欧人の知的能力は、他の人種より優れていると思い込みたい白人は、西欧の洞窟絵画を
  その根拠
として、創造的能力≒知的能力は西欧の物と言わんばかりでした。

● しかし今回の発見は、東西の移行期という歴史の転換点で発見されたという事では、
  正に時機を得たものです。

● そもそも現生人類が誕生してから10万年以上の時代が過ぎているのです。つまり、同様の
  脳を持っていた人類は、すでにあらゆる能力は現代人と同じとみるべきです
  
● むしろ現代人は過去6000年の間に脳は10%も縮んでいるのです。いずれにしろUSAでの
  暴動にも見られるように、白人の優越性は段々と砕けていく過程が観られそうです

● つまり、武人の時代になれば、知的能力のみならず身体能力も求められると考えられます。
  武器を持った戦いは、知的にも、道徳的にも、肉体的にも、さらに根性でも
  多大な能力が求められるでしょう。正に映画アバターの世界である。

● 黒でも白でも黄色でも、優れたものが生き残るのです。

● 混乱の中から、新しい能力を持った武人が誕生するのです。810年の時代のカタストロフィー
  更には1620年の東西文明移行期の大混乱は、混乱と内戦と大虐殺を生み出しますから、
  生き残るのは、よほどタフではないといけないでしょう。

● 今回の洞窟絵画の発見は、彼らの高慢な鼻を見事に折ってくれます


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

資本主義末期のUSA・今後も増える暴動

2014年11月27日 13時58分27秒 | 崩壊


★ http://www.businessnewsline.com/biztech/201411251124240000.html


ファーガソン事件警官不起訴、抗議の住民が暴徒化・市街地は無政府状態に
Posted 2 days ago, by Samuel Hunt

24日にミズーリ州大陪審がミズーリ州ファーガソンで丸腰の黒人男性、Michael Brown(18)を射殺した警官に対して不起訴の決定を下したことに関連して、不起訴の決定を不服とする多数の住民が暴徒化し、自動車や家屋に対する焼き討ちなどを行うなど、無政府状態に陥っていることが判った。

ミズーリ州知事は、大陪審の決定に際して、非常事態宣言を行うことで、治安維持のために州兵を動員する決定を下していたが、今のところ、州兵も大規模な暴徒化した住民の前では成す術を持たない状態ともなっている

今後の進展次第では、騒乱が州の他の地域や他州にも波及する危険性などもあり州政府および連邦政府は、どうすれば事態の鎮静化できるか頭を悩ましている


////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

● 時代の末期は、だれが原因とも言えない状態で、事態は悪化するのでしょう。チョットした
  誤解や事件が引き金を引くのです。ましてや丸腰の相手に12発もうち、そのうち6発
  が命中した事件である。そしてわざと息の根を止めたのである。
  日本では明らかに警官の過剰防衛となる

● 社会の底辺層は、何も黒人だけではなくなってきたのが、今のUSAなのです。白人の底辺層が
  増えてきて、少数派に対する優遇や妥協が出来ない世界へと変化
しているのです。

● いつの時代も、底辺層から問題が上がってくるのです。それを解決できれば良いのですが、
  時代の末期は些細な事でも解決が出来なくなるのです。社会に欲求不満が充満して
  いるのです。支配層は他国での・例えばISISに対する効果的な対処が出来なくて、

● いらいらしてるでしょうし、又日本人がUSAに最早跪かなくなったことを怒っているでしょうし、
  世界がUSAを尊敬しないと、苛々しているかもしれません。

● 庶民は庶民で当然のごとく、リーマンショック以来の不景気からなかなか這い上がれない不満が
  白黒双方の中~底辺層で渦巻いている事でしょう。

● その日常の不満のはけ口に丁度良いのがこの事件なのでしょう。事件自体も増えるし、それに対する
  今後の当局の対応も白人有利でしょうし、時代はますます深みにはまってゆくのです。

● カタストロフィーの手前の、混乱が増えるときです。そこから逃れる事は出来ません。大きな波や
  渦は、個人を超えて存在しますから、防ぎようがないのです
。南無阿弥陀仏。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

痩せの大食いは・食後高血糖や食後高脂肪の大切さを教えます

2014年11月27日 08時10分59秒 | 栄養学


★ http://www.sankei.com/west/news/141127/wst1411270006-n1.html

大食い女王も辛いよ、最強伝説もつ「アンジェラ佐藤」がカミングアウトした悲惨な“日常

約4キロの牛肉ブロックを前に食欲を募らせるアンジェラ佐藤さん



食費は節約、店は出入り禁止

 テレビでおなじみの大食いチャンピオンはやっぱりすごい。人気大食い番組の現役女王で“フードファイター”を名乗るアンジェラ佐藤さん(39)が来阪し、立ち寄った焼き肉店で焼肉6キロとデザート全種類をあっさり平らげるなど、記者の目の前で豪快な食べっぷりを披露してくれた。「胃袋の容量は8キロ」といい、現役最強の呼び声も高いアンジェラさん。しかし普段は食費節約に四苦八苦。食べ過ぎで出入り禁止になった店も多いというから、フードファイター稼業もなかなか辛いようだ。(格清政典)


焼肉の前にカレー10人前

 アンジェラさんの驚異の胃袋を目の当たりにしたのは、大阪府吹田市の焼き肉店「華ぱやん江坂店」で。大阪でのイベントに出席した後、イベントスタッフら関係者とともに食事をするというので取材に行ったときだ。

 同店で、食べ放題、飲み放題のサービスが受けられるとあって、「ものすごく楽しみにしていた」という。直前のイベントでカレーライス3キロ(10人前)を食べたそうだが、「カレーは飲み物(と一緒)だから…」とまったく意に介さない。

 まずは塩タン3人前が運ばれてきた。スタッフらも箸を伸ばすが、とにかくアンジェラさんの食べるペースは速い。アッという間に目の前の焼き網の肉を平らげると、すぐに隣の焼き網へ手を伸ばす。

 続いて、シャトーブリアンやバラ、ロースなどの赤身が次々に運ばれてきた。厳選した国産和牛を使っているだけあって、一口食べるたびに「おいしい」「脂の質が違う」と幸せそうだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

● いわゆる痩せの大食いと言われる人たちである。いくら食べても空腹感がなく、さらに
  肥らないのである。以前のTV番組でその謎に迫っていましたが、それを理解するなら
  
● 炭水化物を食べると血中の飽和脂肪酸が2~3倍に上がるから、炭水化物の摂取が
  健康に良くないかも? 等との発想は出てきません。

● 1万年にも亘る、人類の農耕文明をも否定する事にもつながるのです。重箱の隅のみを
  突くから物事の本質が見えないのです。投資の波動でも同じです。小さな波
  のみを見ていると、全く本質が見えないのです。

● 鳥瞰的に見る事で、大きな流れが見え、我々の未来の予測にも参考となるのです。

● 何故彼らは、➊何時も空腹感を感じて、大食いなのか? ➊何故大食いでも太らないのか?
  これらの謎を見る事により、食後の血糖や血中の脂肪酸の上昇がいかに大切かが
  理解できます。

● 食べると血糖が上がります。それを脳の満腹中枢が感知して、満腹感を覚えるのです
  満腹感を覚えると、それ以上の摂食は苦痛となります。食事は終わりです。
  これが、フィードバックの機能です。変化=血糖の上昇をキャッチして
  他の行動の抑制・変化が起こる
のです。

● この機能が生物の基本です。変化した情報をキャッチして次の対応を決めるのです。
  社会でも何処でも基本的な事です。何も変化がないなら、情報もないのと同じなのです。

● 生命は変化の連続であり、そのそのフィードバックの繰り返しそのものです。

● 大食いの彼らにあるのは、まさにそのフィードバックに問題があるのです。つまり、食事をしても
  血糖がなかなか上がらないので、満腹感が生じないのです。それで延々と食べ続ける
  事が出来るのです。

● ではなぜ血糖が上がらないのか? 其処が非常に重要な処です。研究では皮下にある褐色細胞が
  常時働いていて、上がった血糖を直ちに利用して、消耗している
という事です。

● 褐色細胞は、新生児などの皮下に沢山あります。その仕事は体温の維持・上昇です。新生児が
  冬の屋外に捨てられても、生存率が高い理由です。つまり、どんどんと熱を産生するので、
  皮下脂肪が十分ある間は、生き延びられるという事です。

● その褐色細胞が、大食いの人には異常に沢山あり、常に大量の熱を発散する為に、血糖は上がらず
  満腹感が生じないという事です
。従って食事中の彼らの体温は異常に上がることになります。

● 常人だって食後は体温が上がります。特に脂肪のタップリある肉類を食べると体温は上がります。
  これが朝食にベーコンや卵を食べる合理的な理由ともなります。体温が冷えては筋肉や
  体は動きません。冷え性の人は考慮すべきことでしょう。

● 我々は食後の血糖の上昇で、満腹感を得て食事は終わるのです。それが出来ない彼らは、ある意味
  可哀想な人たちです。食費と食事に一日が悩まされるのですから。

● この様に右に行き過ぎれば、左に舵を取り、左に行き過ぎれば右に舵を取るには、人間の政治とて
  同じ事です。何事もフィードバックで調整が必要なのです。フィードバックのできない=
  調整の出来ない=情報の変化をキャッチ出来ないと、物事は極端となるのです。

● 従って、炭水化物を食べて、血糖や血中の脂肪が増えるのは、非常に大切な生きる上では
  基本中の基本となるのです


● 炭水化物を取ると血中の脂肪酸が増えるから問題だ”と考えるおつむの程度は知れているというものです。
  逆に上がらないと問題が起こるのです。複雑な生命系は、単純な発想では解決できないのです。
  複雑系は、分析のみでは袋小路に陥り、本質が見えなくなるのです。

● その複雑系そのものを総合的に扱う学問が必要なのです。今の西欧医学の欠点は分析のみに
  頼り
、その知識を組み立てる学問に弱点があるのです。分子の動きだけでは
  男女の恋愛問題は解けないし、ましてや歴史の動きも解けません。

● 恋愛は恋愛学、歴史は歴史学が必要なものです。生物は物理学だけでは解けないのです。やはり
  生物学という独自の体系が必要なのです。独自の体系⁼複雑系を見つけるのが大切です

● その意味では、BDORTの代替医学は、その人間の持つ複雑系をそのまま利用した、高度に体系化した
  素晴らしい学問です
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする