旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

大山寺洞明院

2009年08月08日 | 旅 歴史
 鳥取県西伯郡大山町大山にある大山寺洞明院です。
 洞明院は、西明院谷寺院群に属し、現在は宿坊となっています。大山寺橋を渡って蓮浄院の前を通って夏山登山道をたどるとひっそりと建っています。
 伯耆大山寺縁起によると平安時代、大山寺は南光院、西明院、中門院の3つの院から構成される3院谷と42もの諸院があったそうです。ほかの大寺院と同様に多くの僧兵をかかえ、寺領は3千石で近世期を通じて寺院の財政は豊かだったそうです。
 この当たりは西明院の僧坊のあったところで石垣や石段が往時を偲ばせます。洞明院の入り口の門は江戸初期の作と伝えられ、花や猿の緻密な彫刻がほどこされています。
 洞明院の裏手の長い石段を登りつめたところには、国の重要文化財に指定されている大山寺阿弥陀堂が建てられています。

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下山神社

2009年08月08日 | 旅 歴史
 鳥取県西伯郡大山町大山にある下山神社です。
下山神社は、大神山神社に向かっての左手に鎮座しています。社殿は津和野藩主、亀井隠岐守矩貴が文化2年(1805)に再建したものです。大神山神社奥宮末社で本殿・幣殿・拝殿は国の重要文化財の指定を受けています。
 その昔、渡辺源五照政は大智明権現(地蔵菩薩)を崇信し、毎月必ず参詣していました。しかし、参拝した帰路に鈴木某と争って破れ、死んでしまいました。里の人々が憐れみ、大山下山の地に小祠が建てられ、下山善神と呼んだそうです。照政が後に白狐となり、数々の霊験もあり霊を祀ったともいわれています。

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大神山神社奥宮

2009年08月08日 | 旅 歴史
 今日は鳥取県西伯郡大山町大山にある大神山神社奥宮を紹介します。
 大神山神社奥宮は大山寺本堂の境内から長い石畳を上ったところにあります。鳥取県米子市尾高には大神山神社の本社があります。
 社殿は文化2年(1805)の建立といわれています。神仏混合時代の神社の特徴である権現造りで、大きさでは日本最大を誇ります。
 本殿・幣殿・拝殿および末社下山神社本殿・幣殿・拝殿は国の重要文化財に指定されています。
 もともとは、僧が修行のために大山に登り、その道場として簡単な遥拝所を設けるようになったのが始まりだったそうです。明治の神仏分離令により、大智明大権現の社殿を大山寺から分離し、現在の大神山神社奥宮にしたのです。
 正面の長廊は両翼が50mもあります。内部の柱などの金色は日本最大級の白壇塗りで、その周りは彫刻や色彩壁画で覆われています。
 大神山(おおかみのたけ)は大山の古くからの呼び名で、大山信仰の中心は大神山神社であったともいわれています。
 大山寺から大神山神社に続く道は自然石を敷きつめた700mもの参道で日本で一番長いということです。

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