昼から大学へ。とりあえず事務所に行って、未提出の2科目分の採点簿を提出し、肩の荷を下ろす。これで晴れて日々の生活を教育モードから研究モードに切り替えることができる(入試関連の業務が折々入ってくるが、それはいたしかたない)。高田牧舎に行って昼食をとる。ハヤシライスにするつもりだったが、入口を入るときに急に気が変わって、ひさしぶりにAランチを注文する。いわゆるミックスフライ定食で、蠣フライ(3個)、メンチカツ(1個)、蟹クリームコロッケ(1個)、キャベツのサラダ、オニオンスープ(カップ)、ライス、これに食後の珈琲が付く。しっかり食べて教授会を乗り切ろう。1時から運営主任会。現代人間論系の助手選考の経緯について説明し、了承を得る。2時半から教授会。冒頭、博士論文の受理や審査結果の報告の案件が延々と続く。博士論文の現物も回覧されて次から次に手元にやってくる。年度内最後の機会ということで、駆け込み申請がドッとあったのだろうか。その間、私は現代人間論系の科目群の講義要項の最終校正で会議室を出たり入ったりしたが、会議室に戻ってくるたびに、「まだ続いているのか…」と嘆息した。この調子では今日は一体何時に終わるのかと先が思いやられたが、7時過ぎにはどうにか終わった。今日は寝不足気味で、途中、ウトウトしていていて、気づいたら山場の議題は終わっていた。生協文学部店で、小林道彦『桂太郎』(ミネルヴァ書房)と内田樹『下流志向』(講談社)を購入。
8時半、帰宅。『踊るさんま御殿』を観ながら(相田翔子が絶好調だった)、夕食をとる。カレイの煮付け、春雨のマヨネーズ和え、大根の味噌汁、御飯。一服してから風呂を浴び、10時から原稿書き。妻が書斎に入ってきて、TVをつけながらインターネットを始めようとしたので、書斎のドアに「原稿執筆中」の貼り紙をして、お引き取り願う。書斎にはTVや複数のパソコンのほかに電動マッサージ椅子なんかもあるものだから、家族がまるで公共施設のようなつもりで出入りするのである。深夜、録画しておいた『ヒミツの花園』を観る。私はTVドラマはよく観るが、正規の放送時間に観ることはほとんどない。録画しておいて、読書や原稿書きが一段落してから、具体的には0時を過ぎてから、くつろいだ気分で観ることを好む。ライフスタイルに与えた影響という意味では、私にとってビデオ録画装置の出現は、ケータイ電話の出現よりも大きいものだった。
8時半、帰宅。『踊るさんま御殿』を観ながら(相田翔子が絶好調だった)、夕食をとる。カレイの煮付け、春雨のマヨネーズ和え、大根の味噌汁、御飯。一服してから風呂を浴び、10時から原稿書き。妻が書斎に入ってきて、TVをつけながらインターネットを始めようとしたので、書斎のドアに「原稿執筆中」の貼り紙をして、お引き取り願う。書斎にはTVや複数のパソコンのほかに電動マッサージ椅子なんかもあるものだから、家族がまるで公共施設のようなつもりで出入りするのである。深夜、録画しておいた『ヒミツの花園』を観る。私はTVドラマはよく観るが、正規の放送時間に観ることはほとんどない。録画しておいて、読書や原稿書きが一段落してから、具体的には0時を過ぎてから、くつろいだ気分で観ることを好む。ライフスタイルに与えた影響という意味では、私にとってビデオ録画装置の出現は、ケータイ電話の出現よりも大きいものだった。