午前10時、起床。夜に原稿を書いているとついつい就寝時間が遅くなり(昨夜は午前4時の就寝だった)、睡眠時間はコンスタントに6時間なので、それに連動して翌日の起床時間も遅くなってしまうのである。やっぱり遅くとも午前3時には寝ないとな…。朝食はウィンナーとキャベツの炒め、味噌汁、御飯。スタートが遅かったので、午後2時頃まで原稿書き。私は外出する用事のない日は、3時間単位で生活時間を管理している。
9:00-12:00 仕事
12:00-15:00 昼食と昼寝(眠くないときは読書)
15:00-18:00 散歩と読書(喫茶店で)
18:00-21:00 風呂と夕食と仮眠(眠くないときは読書)
21:00-24:00 仕事
0:00-3:00 TV視聴(録画)とフィールドノートの更新
つまり午後(昼間)は仕事をしない(午後の読書は仕事ではない)。このスケジュールの利点は、第一に、午前中の仕事の能率が悪かったとき、午後の時間を仕事に振り替えて、午前中の遅れをリカバリーできること、第二に、昼寝と夕食の後にも仮眠をするので、常にスッキリした頭で仕事や読書ができることである。
昼食は秋刀魚の蒲焼き(缶詰)と御飯。秋刀魚の蒲焼きは子どもの頃から好物で、いまでもときどき無性に食べたくなるときがある。今日食べたのは、ニチロ(あけぼのマークでお馴染み)の定価250円のもので、「釧路産」「限定生産品」「旬の生サンマ使用」と書いてある。そうなんだ、と思う。なんとなくありがたみがある。実際、味がツンツンしておらず、まろやかな感じがする。やっぱり「釧路産」「限定生産品」「旬の生サンマ使用」だけのことはあると納得する。御飯を少しお代わりして缶に残った煮汁をかけて食べる。これがまた旨いんだなぁ。
昼寝の後、散歩に出る。くまざわ書店で以下の本と雑誌を購入。
如月小月『俳優の領分』(新宿書房)
佐藤正午『5』(角川書店)
『世界』3月号(岩波書店)
『新潮』3月号(新潮社)
劇作家の如月小月が44歳で急逝して7年目を迎える。俳優の中村伸郎が82歳の天寿を全うして16年目を迎える。『俳優の領分』は中村が亡くなる前の3年間に如月が断続的に行ったロングインタビューを元に書かれた中村伸郎の評伝で、1992年に雑誌『すばる』に連載され、そのままになっていたものを、今回、単行本化したものである。中村伸郎は大好きな俳優である。たとえば小津安二郎の『東京物語』の髪結いの亭主蔵造、たとえばTVドラマ『白い巨塔』(田宮二郎主演の方)の東教授。権威という点に関してこれほど違う2つの役柄を演じて、どちらもドンピシャリという感じが凄かった。しかし彼の本領は舞台俳優だったんですね。それも別役実や太田省吾の純粋演劇の。中村は1908年(明治41年)の生まれだから、清水幾太郎とは一つ違いである。その意味からも彼の評伝はぜひ読みたい。
『5』は佐藤正午の7年ぶりの新作長編である。前作『ジャンプ』は実に面白い小説だった。そのストーリーテラーぶりにはほとほと感心した。村上春樹に勝るとも劣らない。
『世界』3月号は本田由紀「〈やりがい〉の搾取」を読みたくて、『新潮』3月号は四方田犬彦「先生とわたし」を読みたくて、購入した。
今日はシャノアールには立ち寄らずに帰宅。『社会学年誌』48号が刷り上がって来た。とりあえず表紙や目次といった公共領域にミスのないことを確認する。夕食は鶏の唐揚げ、野菜炒め、卵焼き、大根と桜エビの煮物、若布スープ、御飯。二文の卒業生のEさんから一橋大の大学院に合格しましたというメールが届く。おお、やったね。さっそくお祝いのメールを返す。娘を嫁に出す父親の心境に近いものがあるが、一生懸命、勉強するのだよ。4年生のK君から謝恩会の企画の件で依頼のメールが届く。引き受けますとのメールを返す。人生の節目の出来事やプロジェクトがあちこちで起こっている。早春である。
間もなく午前3時だ。寝よっと。
9:00-12:00 仕事
12:00-15:00 昼食と昼寝(眠くないときは読書)
15:00-18:00 散歩と読書(喫茶店で)
18:00-21:00 風呂と夕食と仮眠(眠くないときは読書)
21:00-24:00 仕事
0:00-3:00 TV視聴(録画)とフィールドノートの更新
つまり午後(昼間)は仕事をしない(午後の読書は仕事ではない)。このスケジュールの利点は、第一に、午前中の仕事の能率が悪かったとき、午後の時間を仕事に振り替えて、午前中の遅れをリカバリーできること、第二に、昼寝と夕食の後にも仮眠をするので、常にスッキリした頭で仕事や読書ができることである。
昼食は秋刀魚の蒲焼き(缶詰)と御飯。秋刀魚の蒲焼きは子どもの頃から好物で、いまでもときどき無性に食べたくなるときがある。今日食べたのは、ニチロ(あけぼのマークでお馴染み)の定価250円のもので、「釧路産」「限定生産品」「旬の生サンマ使用」と書いてある。そうなんだ、と思う。なんとなくありがたみがある。実際、味がツンツンしておらず、まろやかな感じがする。やっぱり「釧路産」「限定生産品」「旬の生サンマ使用」だけのことはあると納得する。御飯を少しお代わりして缶に残った煮汁をかけて食べる。これがまた旨いんだなぁ。
昼寝の後、散歩に出る。くまざわ書店で以下の本と雑誌を購入。
如月小月『俳優の領分』(新宿書房)
佐藤正午『5』(角川書店)
『世界』3月号(岩波書店)
『新潮』3月号(新潮社)
劇作家の如月小月が44歳で急逝して7年目を迎える。俳優の中村伸郎が82歳の天寿を全うして16年目を迎える。『俳優の領分』は中村が亡くなる前の3年間に如月が断続的に行ったロングインタビューを元に書かれた中村伸郎の評伝で、1992年に雑誌『すばる』に連載され、そのままになっていたものを、今回、単行本化したものである。中村伸郎は大好きな俳優である。たとえば小津安二郎の『東京物語』の髪結いの亭主蔵造、たとえばTVドラマ『白い巨塔』(田宮二郎主演の方)の東教授。権威という点に関してこれほど違う2つの役柄を演じて、どちらもドンピシャリという感じが凄かった。しかし彼の本領は舞台俳優だったんですね。それも別役実や太田省吾の純粋演劇の。中村は1908年(明治41年)の生まれだから、清水幾太郎とは一つ違いである。その意味からも彼の評伝はぜひ読みたい。
『5』は佐藤正午の7年ぶりの新作長編である。前作『ジャンプ』は実に面白い小説だった。そのストーリーテラーぶりにはほとほと感心した。村上春樹に勝るとも劣らない。
『世界』3月号は本田由紀「〈やりがい〉の搾取」を読みたくて、『新潮』3月号は四方田犬彦「先生とわたし」を読みたくて、購入した。
今日はシャノアールには立ち寄らずに帰宅。『社会学年誌』48号が刷り上がって来た。とりあえず表紙や目次といった公共領域にミスのないことを確認する。夕食は鶏の唐揚げ、野菜炒め、卵焼き、大根と桜エビの煮物、若布スープ、御飯。二文の卒業生のEさんから一橋大の大学院に合格しましたというメールが届く。おお、やったね。さっそくお祝いのメールを返す。娘を嫁に出す父親の心境に近いものがあるが、一生懸命、勉強するのだよ。4年生のK君から謝恩会の企画の件で依頼のメールが届く。引き受けますとのメールを返す。人生の節目の出来事やプロジェクトがあちこちで起こっている。早春である。
間もなく午前3時だ。寝よっと。