フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

7月10日(火) 小雨

2007-07-11 02:15:01 | Weblog
  10時半からカリキュラム委員会。任期中の最後の会議である(たぶん)。終わりが延びて、12時半からの二文の社会・人間系専修委員会に遅れて出る。いつものことながら出席者が少ない。1時間ほどで終わり、「五郎八」に昼食をとりに行く。助手のAさんも一緒。私は天せいろを注文。Aさんは品書を見ながら、お店の人に鴨せいろときざみ鴨せいろの違いを尋ねている。鴨せいろの鴨肉を短冊に刻んだのがきざみ鴨せいろである。鴨せいろよりもボリュームは軽めで、値段も少し安い。「じゃあ・・・」とAさん、どちらを注文するのかと思ったら、「京にしんそばを」と言った。どういう思考回路をしているのであろう。私の左隣のカウンター席には伊東美咲似のスラリとした美人が座った。常連の一人である。いつものように大せいろ(せいろ三枚)を注文し、グラスビールを飲んで待っている姿が粋である。しかし昼間からビールとはどういう仕事をしている人なのか。これがバーのカウンターであれば、話かけるのもありかと思うが、蕎麦屋のカウンターですからね。謎の美女ということにしておこう。彼女が大せいろ以外の注文をするのをいままで見たことがない。しかも彼女、今日はせいろを一枚お代わりした。せいろ四枚!単純にそば好きなのか、それともそばダイエットでもしているのか。う~む、謎は深まるばかりだ。
  生協戸山店で以下の本を購入し、研究室で読む。昼寝も少々。

  萱野稔人『権力の読みかた』(青土社)
  加藤尚武編纂『哲学の歴史7 17-18世紀』(中央公論新社)
  『季刊at』8号

  4時半から基礎演習のワーキング。新メンバーでの第一回の会合である。1時間の予定が30分ほど延び、現代人間論系の教室会議に遅れて出席。「たかはし」のお弁当を食べながら8時まで。
  9時、帰宅。風呂を浴び、「ガイアの夜明け」を観る。高齢者が住み替えで売却した土地付き一戸建ての中古住宅を新築同然にリフォームして、新築よりもずっと安い価格で売るという手法がブームになっているという話。録画しておいた「牛に願いを」(第2回)を観ながら、フィールドノートの更新。今クールはじっくり観たい(ながら視聴ではなく)という作品は「新マチベン」(NHK、土曜9時)くらいだ。