午前中から都内某所で会議。会議室に入るまでどういう人が来るのが知らされていなかったが、お互い名前だけは以前から知っているS氏が私の隣の席だったので、初対面の挨拶を交わし、会議が始まるまでの間しばし雑談。これで気分がほぐれた。
会議は3時半頃に終わり、ちょうどいい時間だったので、飯田橋ギンレイホールでソフィア・コッポラ監督作品『マリー・アントワネット』(2006年)を観ることにした。映画は、1769年、オーストリアの皇女(当時14歳)がフランス王ルイ15世の孫オーギュスト(後のルイ16世)に嫁ぐために馬車で国境を越える場面から始まり、1789年、フランス革命勃発の直後、国王一家が馬車でヴェルサイユ宮殿を後にする場面で終わる(その後の幽閉生活や処刑の場面はない)。その20年間を終始アントワネットの視点から描いた映画であり、さながらヴェルサイユ版大奥物語である。どれだけ史実に忠実なのかわからないが、宮廷内のさまざまな慣習や婦人たちの生活ぶりは私の知らなかったことばかりで、実に興味深かった。
映画を観終わって、「紀の膳」を覗いてみたが、満席だったので冷やし汁粉はあきらめた。神楽坂を歩く女性たちのなんと多いことか。この街は毎日が縁日のようである。
会議は3時半頃に終わり、ちょうどいい時間だったので、飯田橋ギンレイホールでソフィア・コッポラ監督作品『マリー・アントワネット』(2006年)を観ることにした。映画は、1769年、オーストリアの皇女(当時14歳)がフランス王ルイ15世の孫オーギュスト(後のルイ16世)に嫁ぐために馬車で国境を越える場面から始まり、1789年、フランス革命勃発の直後、国王一家が馬車でヴェルサイユ宮殿を後にする場面で終わる(その後の幽閉生活や処刑の場面はない)。その20年間を終始アントワネットの視点から描いた映画であり、さながらヴェルサイユ版大奥物語である。どれだけ史実に忠実なのかわからないが、宮廷内のさまざまな慣習や婦人たちの生活ぶりは私の知らなかったことばかりで、実に興味深かった。
映画を観終わって、「紀の膳」を覗いてみたが、満席だったので冷やし汁粉はあきらめた。神楽坂を歩く女性たちのなんと多いことか。この街は毎日が縁日のようである。