8時、起床。カーテンを開けると薄曇りの空。年末、ずっと快晴続きだったが、ここに来て一段落。
朝食のときにはもう年賀状が届いていた(午後、第二弾が届いた)。教師をしていると、卒業生から年賀状をいただくので、元日は返信を書くのがだいたい半日仕事になる。常連の人にはあらかじめ年末に出しておくという手もあるが、「転職をしました」とか「結婚しました」とか「子供が生まれました」とか、ライフイベント的報告が書かれていることが多いので、それに対してレスポンスをする方がコミュニケーションという点では優れている。元日は年賀状(返信)を書く日、それでいい。
午後2時半頃、少し大きめの地震が来た。元日からいきなりか・・・と身構えたが、震度4のレベルで止った。そのとき居間のテレビではお笑い番組を「生放送」でやっていたが、スタジオが揺れた様子はまったくなく、「ニセの生放送」であることが露呈した。
バレンボエム(指揮とピアノ)とベルリンフィルの演奏するベートーベンのピアノ協奏曲(1~5番)を聴きながら、年賀状の返信は夕方までに書き終わる。近所のポストに出しに行く。それほど寒くない。おだやかなお正月だ。
深夜、ツイッターのタイムラインを見たら、ゼミの4年生たちがETVで放送中の「ニッポンのジレンマ」という若手の論客の討論番組を見てあれこれ言っていた。ゼミでの勉強が生きているようで、よいことである。
膝掛けをデスクの上においてチュンの居場所にする。