フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月2日(月) 曇りのち晴れ

2012-01-03 00:23:51 | Weblog

  8時半、起床。曇り日。明け方雨が降ったらしい。お刺身とご飯の朝食。吸い物代わりにお雑煮も。

  二日は年賀状の配達はないので、返信書き以外のことができる。午前中は箱根駅伝(往路)を横目で見ながら、来年度の講義要項の作成。講義の「日常生活の社会学」と「ライフストーリーの社会学」は微調整でOKだが、演習の「個人化の社会学」はゼロから、演習「ケーススタディの方法」は大幅に更新する。選択基礎演習は前半は文献講読、後半はフィールドワーク。最初は手さぐりで始めたゼミは、4期生を迎えて、基本形というべきものが固まってきた。6限は3・4生合同で社会学的な文献を読み、7限は学年に分かれて、別々の課題に取り組む。大学院の演習は「近現代日本における人生の物語の生成と変容」をテーマに、前期は戦前・戦中を、後期は戦後を扱う。

  駅伝は柏原を擁する東洋大の完勝。柏原が1位で襷を受け取っては、ごぼう抜きは見られないわけで、なんだか物足りない。早大は健闘して2位。5区の明大との抜きつ抜かれつの2位争いは見応えがあった。やっぱり駅伝はこうでなくちゃ。

  昼食はお汁粉。店で食べる上品なお汁粉とは違って、大きなお椀で、普通のサイズの餅が2つ。   

  晴れてきたので、散歩に出る。「ルノアール」でゼミ論を読む。 1時間半ほど滞在。展開を追うだけならもっと早く読めるのだが、ゼミ論集の編集があるので、校正を兼ねて(朱を入れながら)読んでいるため、時間がかかるのである。

 

  東急プラザの文具店「アクト・クリエーターズ・ボックス」が2割引きセールをやっていたので、初買い。A4のレポートパッド、パイロットのフリクションボールペン10色セット、携帯ハサミ、テープのり(2個)、スティックのり2個。合計6166円也。フリクションボールペンは最近愛用している水性ゲルインクペン。ペン上部のラバーで擦って消せるボールペンんというのが売りの商品だが、もう一つ気に入っている点がある。ゲルインクペンでありながら、インクの減りが少ないことだ。これまではゼブラのサラサを愛用していたのだが、インクの減りが早い。この手のゲルインクペンは売り場に置かれているときは、ペン先に小さなゴムの玉が付いていて、インクの蒸発を防いでいるのだが、購入してそのゴム玉を取ると、使っていないときもインクが少しずつ蒸発しているのである。なので、しばらく放っておいも、さて使おうかというときにインクがなくなっているということがしばしば起こる。このフリクションペンは売り場に並んでいるときからペン先のゴム玉がない。ということは、インクの蒸発がない(ごくわずか)というlことを意味しているはずである。価格はサラサより80円高い(230円)が、コストパフォーマンスはこちらの方がよさそうだ。

  サンライズ商店街を歩く。それなりの人出である。みんな初買いを楽しんでいるようだ。


紅白歌合戦のKARA対少女時代はKARAの勝ち(もちろん個人的意見です)

   「シャノアール」でさらに1時間ゼミ論を読む。個人単位の卒論と違って、ゼミ論はゼミのテーマ「現代人のライフストーリー」とデータ(インタビュー記録)を共有しているので、ゼミ論集としてまとめることに大いに意味がある。面白いことに、去年卒業した一期生と今回の二期生とでは、サブテーマの構成に違いがある。それぞれのカラーが出るというべきか。年明け最初のゼミまでに全部(17本)読んでおくこと。