8時半、起床。パン、柚子のジャム、紅茶の朝食。午前中に一仕事すませる。
おはよう
午後、散歩に出る。風がないせいか、暖かく感じる。
東口のみずほ銀行に行って記帳をする。小遣い用の通帳なのだが、去年の1月に記帳したきりずっと記帳をしていなかった。1年振りの記帳である。減っているだろうと思ったが、逆に少しばかり増えていた。考えてみると、小遣いの使いみちといえば本代と飲食代が主で、去年は旅行もとくに大きな買物もしなかったなと思い至る。
遅めの昼食を「テラス・ドルチェ」でとる。醤油風味の炒飯とコーヒー。表紙が小雪の 『日経WOMAN』の記事に目を通す。この雑誌は一般の企業で働いている上昇志向のそれなりに強い女性がターゲットだと思うが、今号の特集は「『ひとり時間』で自分を変える!」。ひとりで過ごす時間の大切さやノウハウが自己啓発的なスタンスで語られている。「アンガールズ田中さんに聞く!おひとり紅茶の楽しみ方」なんていうインタビュー記事もある。
午後4時頃の西の空。明日は少し天気が崩れるかもしれない。
帰宅して、4時半頃の西の空。少しずつ日没の時間は遅くなっている。
夜、授業の準備の合間に、今日が初回のTVドラマ「ハングリー!」を観た。演習「ケーススタディの方法」の教材の候補なのでメモをとりながら観る。30歳を目前にして、ロックで食っていくことを断念した若者が、母親の遺志を継いでレストランを始めるという物語。夢の断念ではなく、ひとつの夢からもう1つの別の夢への移行である点が若者向けのドラマたる所以である。これが中年男が主人公であったら、地味な仕事に就いて、その凡庸な日常を淡々と描くところからドラマは始まるだろう。山田太一であればたぶんそうするはずだ。