8時半、起床。
トースト、サラダ(トマト、レタス)、紅茶の朝食。
長年使っているケータイ(いわゆる「ガラケー」)だが、経年変化に加えて、何度も床に落としているため、ボロボロである。そろそろ買い換えるべき時がきたようである。でも、スマホは必要を感じていない。あれば便利なのかもしれない。しかし、「あれば便利」という基準は「単純な生活」というモットーとは調和しない。スマホは、それに親しんでしまった人には「なくては困るもの」なのであろうが、これまでスマホなしで生活している私には「なくて困るもの」ではない。スマホがなくて困ったことは一度もない。あるとすれば、私のケータイがガラケーであることを知らずに、サイズの大きな写真をメールに添付してくる人がいて、それが開けないときくらいである。私はそのとき、「ガラケーのバカヤロー」とは決して言わず、「××のバカヤロー」と送信相手をなじるのである。
玄関脇で、赤いカーネーションに混じってピンクのカーネーションが一輪咲いている(右上の鉢)。こういうのはメンデルの法則から説明できるのかしら。
昼食は、久しぶりに、本当に久しぶりに、「鈴文」に食べに行く。
私がメニューを見て、注文を考えていると、馴染みの女店員さんが「ランチのとんかつ(ロース)でしょ?」と言ったので、もったいぶるのはやめて、「はい、それです」と答える。久しぶりなんだから、素直にいっておこう。
七切れのとんかつを、右から(大きなほうから)、レモンと塩で二切れ、醤油で二切れ、最後の小さな三切れをとんかつソースと辛子で食べた。美味かった。心を入れ替えて、今後は月に一度は来ようと思った。
食後のコーヒーは「グッディ」で。
コーヒーを飲みながら日記をつける私の隣の席で、中年の女性が会計士さんか税理士さんと遺産相続の相談を熱心にしていた。
3時過ぎに妻がジムから帰ってきたので、一緒に病院に母を見舞いに行く。
われわれが行く前に近所のWさんが見舞いに来てくれていて、2時間ほど話し込んでいったそうなので、われわれは1時間ほどおしゃべりをして帰ってきた。母が普段より元気に話をしていたので、「今日は元気がいいじゃありませんか」と言うと、「せっかく見舞いに来てくれているのだから、元気に振舞っているのですよ」と母は答えた。そういう気遣いができているうちは大丈夫であろう。
帰りに朝食用のパンを買う。
少し早いけれど、夕食を食べて帰ろうかということになり、「琵琶湖」へ行く。「タモリクラブ」でおなじみの喫茶店である。
私は海老ドリア、妻はチキンドリアを注文。
早い夕食だったので、後からお腹が経るかもしれないと考えて、「藤肥軒」で和菓子を買っていくことにする。
帰宅して、さっそくお茶を入れて、買ってきたばかりの豆大福(妻)と苺大福(私)とみたらし団子(二人で一本ずつ)を食べる。
深夜、強い雨が降った。