7時、起床。
トースト、サラダ(ハム、トマト、ベビーリーフ、レタス)、紅茶、バナナ、麩饅頭の朝食。バナナは母の見舞いに行って持って帰ってきたもの。
麩饅頭は昨日病院からの帰りに「藤肥軒」で買ったもの。朝から和菓子もよいものである。
9時半に家を出て、大学へ。
からりとした初夏の気候。高原のキャンパスのようである。
3限は院生の研究指導。3限は10時45分から12時15分まで、3限は1時から、だから昼休みは45分である。以前はきっちり1時間あった(職員さんの昼休みはいまでも1時間である)。それが45分になり、あわただしくなった。本部キャンパス周辺の食堂の人から聞いた話だが、昼休みの時間が短縮されてから学生や教員の客が減ったそうである。それはそうだろう。行き帰りの時間を考えたら昼食をキャンパスの外に出て食べるのは躊躇するよね。2限を12時15分までとするなら、3限は1時15分からにすればいいのである。
昼食はコンビニおにぎりを研究室で食べる。
3限は大学院の演習。
4限は空き時間。授業の準備。
5限は講義「日常生活の社会学」。
6時過ぎに大学を出る。
今日は病院へは寄らなかった。一週間の疲れが溜まっている感じで、早く帰宅し、早く夕食をとり、早く風呂に入り、授業の準備を早めにすませて、早く就寝したかった。
母は日々、死と向き合っている。その母を毎日見舞うということは、私も日々、間接的に死と向き合うということである。疲れてくるとそれが少々しんどくなる。
帰宅して、夕方に病院に行った妻に今日の母の様子を聞いたところ、ベットサイドの貴重品入れから何かを取り出そうとして転んだそうだ。幸いたいしたことはなかったようだが、とうとう足に来たかと母は少しショックだったようである。もっとも母は普段からよく転んで、骨を折って、何度も入院してきた前歴があるから、私には「またですか」という感じなのだが。
明日は金曜日で夜はゼミがあるから、大学に出る前に病院に顔を出すことにしよう。「転んだことはたかじには言わないでね」と母は妻に言ったそうである。
夕食は麻婆茄子と、
アスパラガスと豚肉の炒め。
味噌汁は私の好物の卵と玉ねぎだ。