7時半、起床。
トースト、サラダ(トマト、レタス)、紅茶の朝食。
9時半に家を出て、大学へ。
2限は演習「個人化の社会学」。前夜、発表で使うパワポのスライドが送られてきたが、枚数が50枚以上あって、これでは多すぎます、厳選しなさいとアドバイスしたところ、30枚ほどになっていた。45分の発表時間でこれくらいが適量である。紙のレジュメだとどうしても発表する側も聞く側も下を向いてしまいがちである。みんなが顔を上げて、対面的状況で話をすること(「読む」のではなく「話す」こと)が肝心である。聞く側も、大教室での講義ならいざしらず、小さな教室で、話をしている人の面前で居眠りをするなどもってのほかで、そんな不作法はあってはならない。居眠りをしないコツは、メモをとりながら、あとから質問したりコメントをしたりすることを考えながら、発表を聞くことである(だから教師は居眠りをしないし、できない、のである)。
昼食は研究室でおにぎり3個。今日のおにぎりはコンビニではなく、東京駅から大手町駅へ乗り換えの途中、オアゾビルの地下通路の惣菜屋さんで買ったもの。ジャコと山椒のおにぎりが美味しかった。
3限は講義「現代人のライフスタイル」。90分間、びっしり(圧縮した内容で)講義をした。今回の内容は大切ですぞ(試験のとき)。
4限、5限は空き時間。研究室で読書や来客の相手。
6限は演習「個人化の社会学」のグループ発表の事前相談。生協で購入したビスコを茶菓子に配る。
7時過ぎに卒業生のIさん(論系ゼミ3期生)が仕事終わりにやってくる(職場は日本橋)。下の写真はデジカメでタイマーを使って撮ったもの。これも自撮りというのだろうか。身体とカメラが分離していると自撮りとはいわないのだろうか。
研究室でしばらく話をしてから食事に出る。中庭から戸山図書館に行く途中の34号館のオープンラウンジ。彼女が在学中にはなかった空間だ。工事が終わったキャンパスを訪れる卒業生が一様に言うのが、「早稲田じゃないみたい」だ。「オシャレなキャンパス」ということだろう。
「五郎八」に食事に行く。女将さんが「そろそろいらっしゃる頃だと思っていました」と言った。
私は天丼+せいろ(1枚)。
Iさんは豚しゃぶ、トマト、キャベツ、トマトをのせた冷たい蕎麦。「わあ、おいしそう!」と言ったIさんだったが、しばらくして、蕎麦が入っていないことに気付く。女将さんが「もうしわけありません」と新しいものを持ってきた。どうやら「五郎八サラダ」と間違えたようだ。「五郎八サラダ」と同じ材料で、具材の切り方が違っている(そばと一緒に食べるからトマトは小さめに切る)。先に出された「五郎八サラダ」はすでに箸を付けてしまっていたから、二人でそのままいただいた。びっくりしたが、得した気分。
「カフェゴト―」へ。普段は「五郎八」で蕎麦のほかにもあれこれ注文するのだが(薩摩揚げとか田楽とか卵焼きとか)、今日はIさんが「カフェゴト―」のタルト(それもハーフ&ハーフ)を食べたいという希望だったので、食事の方は控えめにしておいたのである。
パンプキンパイとバナナタルトのハーフ&ハーフ。まろやかでしっとりとした味わい。
Iさんは論系ゼミ3期生だから、今年で社会人3年目だ。初めて職場で後輩ができたそうで、後輩の指導という新しい仕事が増えた。職場環境は恵まれているそうだ。しかし、プライベートでは、先日、彼氏が彼女の誕生日をうっかり忘れる(直前になって気づく)という「事件」があったそうだ。それから彼氏の実家を訪問したとき「飼い犬に手を噛まれる」という「事故」もあったそうだ。どちらも、まあ、大きな不幸とはいえないが、一難去ってまた一難、日日草の花が咲く、それが人生ですよ(笑)。
火曜日の夜の「カフェゴト―」は空いていて、最後の1時間ほどはわれわれの貸切状態だった。下の写真は自撮りではなく、お店のスタッフの方に撮っていただいたもの。1週間はまだ始まったばかりだけれど、Iさん、お仕事頑張ってください。