フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

5月19日(火) 曇り

2015-05-20 12:52:02 | Weblog

8時、起床。

トースト、サラダ(炒り卵、トマト、レタス)、紅茶の朝食。

9時半に家を出て、大学へ。

2限は演習「個人化の社会学」。グループ報告とディスカッション。

昼食は研究室でコンビにおにぎり2個。3個食べたいところだが、3限が講義なので、頭の働きが鈍くならないように腹7分目くらいにしておく。3限という時間は昼食休憩の直後ので、居眠りをする学生も多い時間帯。せめて教員だけは覚醒していなければならない。

 

講義を終えて、銀行(みずほ銀行早稲田支店)に通帳の再発行の手続きに行く。だいぶ前に通帳(私の小遣い用の口座)が行方不明になり、家の中のどこかにあるのではないかとは思うものの、外で紛失した可能性も否定できないので、通帳は使用停止にしてある。そのうちひょっこり出てくるだろうと思っていたら、いつになっても発見されない。引き下ろすのはカードがあればいいが、さすがに振込み状況などを記帳して確認できないというのは不便なので(わずかだが印税などがときどき入金されるのである)、手数料千円を払って、再発行してもらうことにした。30分ほどかかって再発行手続き終了。今度は失くさないようにしなくちゃ。

5限は3年ゼミの発表の事前相談(H君とK君)。金曜6限の3年ゼミは先週から本格的な発表とディスカッションが始まったが、初回を観る限り、出席した全員が発言し、活発に行われた。「全員」というのがなかなかすごいことで、全体の印象としては活発でも、発言する人としない人がいるというのでは、ゼミとしてはいまひとつなのである。5限の3年・4年合同ゼミでは4年生の迫力(あるいは図々しさ)に押されておとなしかった3年生だが、自分たちだけになると本領を発揮した。これからが楽しみなゼミ7期生たちである。

6時過ぎに大学を出て、帰宅する前に、病院に母を見舞う。今日は昼間に妻が、夕方に友人のSさん(と娘さん)が来てくれた。いただいたスイカを食べたせいもあって、夕食は食べたくないというので、私がおかずの鮭の西京焼きを食べた。看護師さんが片付けに来たときに、「あら、今日はずいぶんお食べになりましたね」という顔をしたので、手をあげて、「私が食べました」と申告した。「私が切りました」と桜の木を切ったことを告白したワシントンのように。「あら」と彼女は笑った。

8時半ごろ、帰宅。夕食はカツオの刺身と豚汁。

ゼミ5期生のMさんから絵葉書が届いていた。台湾限定の「ワンピース」の絵葉書である。なるほど、台湾仕様である。台湾旅行のお土産ではなく、彼女が就職した会社が作っている商品だそうである。最近、一ヵ月半にわたる研修を終えて、今週から本社勤務が始まるとのこと。近々、蒲田で会うことになるだろう。今週末に5期生のSさん、Kさん、Uさんの公務員3人組が研究室に来ることになっており、5期生たちとの再会のシーズンがやってきたというところだろうか。

ゼミ2期生のえみさんからメールが届き、「本日、婚姻届を提出したことをご報告いたします」と書いてあった。書き方が、なんだか、学生がレポートを事務所に提出しましたというような感じで、可笑しかった。えみさんとは先月のりょうこさんの結婚式のときに会っている。そのとき彼女が「今度先生の研究室におじゃましてもいいですか」と言っていたので、結婚の話かなと思ってはいたが、そういうことだったのね。おめでとう、えみさん。ちなみに本日はえみさんの誕生日でもある。妻の誕生日に入籍するというのは若い人たちの間では普及している行為のようである。ほかには二人が付き合い始めた記念の日というのもあるようである。

ゼミ2期生はなんだか結婚シーズン到来の気配である。