フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

9月5日(土) 晴れのち曇り

2015-09-06 09:22:49 | Weblog

8時半、起床。

朝食はとらず、9時半に家を出て大学へ。

キャンパスでは記念会堂の解体工事が始まっている。

10時半から学会誌の編集委員会。12時過ぎまでかかった。

蒲田に戻り、1時に改札で卒業生のIさん(論系ゼミ3期生、2013年卒)と待ち合わせ、「phono kafe」へ行く。

Iさんと会うのは今年の2月以来、7か月ぶりである。この間、私の方もいろいろあったが、彼女の方もいろいろあったようである。同期の卒業生から間接的に話は聞いていたが、本人から聞くのが一番だ。

2人ともご飯セットを注文し、おかずは6品全部をチョイスしてシェアすることにする。ご飯(玄米)の量は男性と女性では違うのだが、「男前」の彼女には、男性と同じでお願いする。

コリンキーとひじきのくるみソース

レンコンさつま揚げ風(手前)、ラタトゥイユ(奥)

里芋とじゃが芋のつまみ揚げ

モロヘイヤとみょうがの梅酢しょうゆ(手前)、玄米ととうふのタルト人参ソースかけ(奥)

Iさんは自分でも意外だったというほど迷った末に一定の方針に落ち着いた。それはふだんのIさんを知っている私からすればIさんらしい結論だったが、すんなりそこに行くのではなくて、迷った末にというのが大切なところだ。自分らしさの揺らぎを経て自分らしさを再確認できたわけだ。

カフェ仲間で陶芸作家の清水直子さんの作品の展示会のDMが2種類お店に置かれていた。

1つは個展「Hede and Seek」の案内。

もう一つは企画展「ペットショップにいくまえに」の案内。

「phono kafe」には1時間半ほど滞在し、「まやんち」へ。土曜の午後は予約はできないので、もし混んでいたら別のカフェにいくつもりだったが、幸いほどほどの混み具体だった。

ピーチメルバはもう終わってしまったが、モンブランがメニューに出ている。

紅茶は甘味の強いモンブランに合わせて渋めのダージリンの秋摘み(2014)。

ポットの紅茶は三杯分は飲める。二杯目でモンブランは食べてしまったので、残りの一杯はイチジクのパウンドケーキでいただく。

「まやんち」には4時過ぎまで滞在。Iさんは夜はゼミ同期の数人と新宿で会うそうだ。学生時代から仲がよかった人だけでなく、当時はあまり話をしなかった人とも卒業後によく合うようになったというのは面白い。みんなにもよろしく伝えてください。

有隣堂に寄って本を何冊か購入する。

長谷川郁夫『吉田健一』(新潮社)。

林真理子『マイストーリー』(朝日新聞出版)、ルネ・ナイト『夏の沈黙』(東京創元社)。

柴田元幸翻訳叢書『ブリティッシュ・アイリッシュ・マスターピース』(スィッチ・パブリッシング)、リディア・デイビス『サミュエル・ジョンソンが怒っている』(作品社)。

坂爪真吾『はじめての不倫学』(光文社新書)、坂口恭平『現実脱出論』(講談社現代新書)。

夕食は鶏肉と野菜のレンジ蒸し。

信州旅行で更新が遅れがちだったブログだが、ようやく「現在」に追いついた。


9月4日(金) 晴れ

2015-09-06 00:32:26 | Weblog

8時半、起床。

トースト、ハッシュドビーフ、サラダ(トマト、レタス)、牛乳、紅茶の朝食。

銀行と会計事務所に用事があって出かける。北の空で積乱雲が育っている。これは一雨来るかな。

用事を済ませて、「phono kafe」で昼食。

おにぎりセットと惣菜を2品。

ラタトゥーユ。

これは何だったっけな。メモするのを忘れた。

手前(白ごまが付いている方)は椎茸昆布、向こうが梅。

食後に梅ソーダ。

支払いを済ませて店を出ようとしたとき、入れ違いでCさんが入ってきた。だいぶお腹が目立つようになってきた。いま7か月とのこと。どうぞお大事に。

さきほどの積乱雲はウソみたいに消えていた。

「カフェドコバ」で日記を付ける。

帰宅すると卒業生のキョウコさんから絵葉書が届いていた。バリ島の観光絵葉書だ。

「今、人生で初めて、〝贅沢〟という漢字を書きました」か・・・。そういえば私も「贅沢」と手書きしたことはないような気がする。

しゃぶしゃぶ(きょうこさんの実家のある鹿児島の豚を使ったもの)楽しみにしています。

妻から帰りが少し遅くなりますという電話が入る。じゃあ、外で食べようかということになる。

韓国家庭料理の「おしお」に行く。

サムギョプサル(スライスした豚のバラ肉の焼肉)を二人前注文。

サンチュ。

ナムル。

ネギサラダ。

タマゴスープ。

2人で3000円ほど(アルコールは飲まないので)。安くて、美味しい。

ブログを始めた娘が、「ザ・インタビューズ」というサイトで、「ブログを書く上で気を付けていることや、決め事などはありますか?」という質問に答えてこんなことを書いていた。

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ご質問くださりありがとうございます。
 また、ブログをご覧下さり勿体ないご感想まで大変嬉しいです。
 ブログの仕組み自体にコメントや反響が見えないサービスを利用したくTumblrを選定しましたが、読者の方が一人でもいらっしゃってくださるのが分かると結局どうしても、嬉しいものです。にまにましてしまいます。
 ※ ご質問頂いた「ブログ」というのは、今年の7月からTumblrで始めた「field note 02」(http://ritsu1125.tumblr.com/)のことです。 

 自分がブログを書くにあたっては幾つかのシンプルなルールがあります。
 ・「その日一日」にあったこと、思ったことだけを書くこと
 ・投稿数は原則1日分を1件にすること(複数日をまとめたり、一日のことを複数の記事に分けて書かない)
 ・日記のタイトルは日付だけとし、「○○の日」のようなタイトルを付けないこと
 ・脚本になるべく近い質であること(私は劇団で脚本演出をしています。そして、脚本は現在私が創作している作品の中で唯一の「有料コンテンツ」です)
 ・1つの記事がある程度のボリュームを持っていること

 以上のことを、ブログをはじめる前に決めました。頭のなかで考えただけなので、このようにまとまった考えではありませんでしたが。そして、それは今の所なんとか守れています。
 
 このルールにはブログを始めるに至った私自身のある欲求が関係しています。「まとまった・しっかりした・ノーテーマの文章を、能動的なタイミングで書きたい」というものです。
 
 まとまった、それなりに骨のある文章を定期的に書き続けたい気持ちは以前からありました。Twitterが好きで頻繁に利用しているのですが、Twitterで遊べば遊ぶほど、それとは正反対の文章を作りたい欲が高まっていったのです。

その欲求を解消しようとしてインタビューズに手を付けたフシも有ります。ただ、インタビューズは質問を頂かないことには始まらないので、自分の任意のタイミングで自分が能動的に掛けるサービスとして利用できませんでした(自分の場合はこのように質問を頂けることもそうそうありません…!)
 そして、インタビューズに限らず、現在提供されている「長文の投稿を想定したサービス」を見渡してみますと、どれも「外部」からキックがないと投稿者が投稿するきっかけが持てないものばかりです。インタビューズはそれが「質問」で、こりっちは「観劇」、というように、です。今「キック」と呼んだものは、お題、テーマ、と言い換えてもいいかもしれません。

 自分のタイミングで好きなことを書いていいサービスも勿論たくさんあります。しかしそちらは短かい文章や写真だけの投稿に特化しています(Twitterやインスタグラムのことです)。

 「きっかけ待ち」でも「気軽な短文」でもない文章を書きたい。しかもノーテーマで(ゲームとか、演劇、とか、特定のジャンルの方だけに特化したものも書きたくはなかったのです)。
 むしろ何も起きなければ「何も起きなかった」と言うことをきちんと説明立てて書いてみたい。
 そういうことができるサービスは現実的に手が出せるものとして、多分、日記だけです。(もしかしたらnoteは同じ目的を達成できるかもしれません。ただあちらはそれを「売る」と言う機能があります)
 
 最初に書いたルールは、ここまで書いたような自分の欲求を順守するための、ちょっとしたシートベルトのようなものです。元々の動機から、逸脱しないために。
 TwitterやFacebookの書き方に慣れると、簡単に違反してしまえるルールです。
 
  以下はルールではありませんが、結果的に習慣になっている事柄です。
 ・「毎日更新」には拘らない(翌日更新でもよしとする)
 ・スマホで書かない
 ・オススメしたいモノ・コトにはしつこくリンクをはる
 ・はしゃがない
 ・書き終わった後に、一度、途中を「。」で区切れる箇所がないか確認する。
 
 特に最後は私にとって重要です。読みやすさがまったく変わるので。
 
 ご覧下さり、誠にありがとうございます。
 これからもできうる限り、きちんとしたものを書いていきたいと思っておりますので、宜しければ今後もお付き合い頂けますと嬉しいです。

追伸。
 ※ 書く時間についてですが、まちまちです。寝る前に書くこともあれば、意外に翌日の朝も多いです。