フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

9月26日(土) 曇り

2015-09-27 08:44:38 | Weblog

7時、起床。

パン、おでん、サラダ(トマト、レタス)の朝食。おでんは昨夜、妻が自分用に作って残ったもの。朝からおでんは珍しくないが、パンとおでんの組み合わせはめずらしい。

10時半に家を出て、大学へ。

行く先は研究室ではなく、大隈庭園に隣接したリーガロイヤルホテルである。

今日は早稲田大学社会学同窓会での講演を依頼されている。

12時から1時間の講演「さらなる個人化の時代のライフスタイル」。聞き手は全員私より年長の方々で、普段学生を相手に講義をしているときとは雰囲気がまるで違うが、以前、放送大学の教員をしていたときは自分より年上の学生を相手に講義をしていたので、まったく初めて経験する雰囲気というわけではない。ただし、今回は、たんに年長というだけではなく、社会学者の方々が何人か混じっているのが特殊な状況である。

講演の後は懇親会。

講演では質疑応答の時間がとれなかったので、懇親会の中で、たくさんの方々から感想や質問をいただいた。

最後は当然のことのように早稲田大学校歌で〆る。

懇親会は3時過ぎにお開きとなり、戸山キャンパスに戻る。

研究室で卒業生のTさん(論系ゼミ3期生、2013年卒)と会う。

お土産にいただいた薩摩芋の甘納豆のようなお菓子。自然な甘みで美味しい。

会う前にメールで「一つ報告があります」と知らされていたので、なんだろうと思っていたが、「報告」の内容は、半分予想していた通りで、半分はまったく予想していなかったことだった。

Tさんの表情が和らいでいる。それはとてもよいことだ。

夕食にはまだ早い時間だったので、「SKIPA」(神楽坂)まで歩くことにした。

神楽坂駅前の「lakagu」。Tさんはまだ入ったことがないというので、ちょっと覗いてみる。

古民家風のギャラリーの前で。

夕暮れの早くなった神楽坂。

「SKIPA」に到着。地下鉄の一駅分を歩いて喉が渇いた。梅ソーダ(Tさんは梅ジュース)を一気に飲み干す。

私は定食、Tさんはチキンカレー(いつもこれをだ)を注文する。

食後も飲み物注文しておしゃべりを続けた。

卒業して3年目、紆余曲折を経て、Tさんはいま安定した居場所を得たようである。よかったね。

Tさんのポートレートを撮る私の真似をするTさん。

のんちゃんが屋久島で拾ってきた貝殻をTさんにプレゼントしてくれた。すでに閉店(8時)近い時間で、客はわれわれだけになっていたので、宙太さんやのんちゃんが厨房からフロアーに出てきて、われわれとおしゃべりをした。Tさんにはとても楽しい時間であったようだ。

 

さて、そろそろ失礼しよう。

昼間は少し蒸し暑かったが、夜はちょうどよい気候になった。

地下鉄に乗り、Tさんは飯田橋で降りた。また、会いましょう。