7時、起床。
今日から10月だ。メランコリーを秋の味覚で癒す季節だ。
ベーグル、サラダ(炒り卵、トマト、ベビーリーフ)、紅茶の朝食。
ベーグルは昨日「パン日和あをや」で購入したもの。水道の水でさっと濡らしてトーストで焼いて食べる。サクっとして、もっちり。「あをや」の奥様によると、お店のパンを買いに来る人たちは、クロワッサン派(スコーン派も含む)、ベーグル派、食パン派に分かれているそうである。へぇ、そうなんですか。私はどれも好きです。多文化主義なんですね。
9時半に家を出て、大学へ。
2限は院生の研究指導。Sさんのお土産の本場の月餅をいただきながら。
あん、あんに卵の黄身、栗あんの三種。
昼食はコンビニおにぎりを研究室で。
買い置きのカップヌードル。存在を忘れがちで、放置されている。チェックしたら、賞味期限を過ぎてしまったものが1つあった。早く食べなくちゃ。
3限は大学院の演習。
4限は空き時間。講義の準備。
5限は講義「ライフストーリーの社会学」。36号館382教室のよいところは、プロジェクターが2つあること。映像資料を流しながら、説明のスライド(パワポ)を並べて映すことができる。操作は少し煩雑になるが、今日の昼休みの時間に教室で予行をしおいたのでスムーズにできた。
講義を終えて、6時10分に大学を出る。雨は降っているが、天気予報で言われていたような強い風は吹いていない。
6時半に有楽町で卒業生のキョウコさん(論系ゼミ1期生、2011年卒)と待ち合わせ、黒豚のしゃぶしゃぶを食べに行く。黒豚は彼女の郷里、鹿児島の特産である。店の入口には席が空くのを待っている客が何組かいたが、キョウコさんが予約を入れておいてくれたので、待たずに席に着ける。店内は客でいっぱいだった。
さっそくしゃぶしゃぶを2人前注文。
しゃぶしゃぶ用に薄くスライスされたきれいなお肉。
野菜とセットで。
鍋の中のお湯には蕎麦粉が混じっている。これがこの店の特徴である。
豚シャブというとポン酢で食べるイメージだが(家ではそうである)、ここではラーメンのスープのようなあっさりした汁につけて食べる。
薬味の葱をタップリと。
鍋に野菜を投入したり、灰汁をたんねんにすくってくれたりと、今日はすっかり「接待」していただいた。
うまい、うまい、と一皿をペロリと平らげ、もう一皿(2人前)を追加で注文。家で豚しゃぶをするときはご飯のおかずで食べるのだが、あとで蕎麦で〆るらしいので、ご飯は我慢した。
黒豚のうま味がたっぷり出た汁に蕎麦を入れて食べる。鹿児島には豚しゃぶの有名店がもう一軒あるのだが、そちらはラーメンで〆るらしい。
デザートは何があるだろうとメニューを眺めていたら「白くま」があった。鹿児島といえば「白くま」である。大きいのは無理そうだったので、「こぐま」を注文した。練乳をかけたカキ氷にフルーツが盛られている。
食後のコーヒーは有楽町の駅前のビルの2階にある「集」というカフェで。
彼女は来月、ご主人や友人たちと京都旅行に行くそうで、バッグから雑誌(京都を特集した「ハナコ」のバッグナンバー)を取り出した。実は私も来月末に妻と京都旅行を考えているところなので、雑誌をめくりながら、この店がいいのとかあの店がいいとか、京都旅行の相談(?)をする。
彼女の方はすでに宿の手配まで済んでいるのだが、市内のホテルは満室状態だったので、市外のホテルをとったそうだ。えっ、そんなに混んでいるの?
ごちそうさま。今日はすっかり「接待」していただきました。
彼女は地下鉄に乗って帰って行った。
帰宅してネットで調べてみると、確かに11月末の京都のホテルはめぼしいところが残っていない。う~ん。
同じ時期の金沢のホテルをチェックしてみる。こちらはまだ余裕がある。北陸新幹線の開通で(朝ドラ「まれ」の影響もある)今年の金沢は混んでいるようなので避けていたのだが、京都の方が混んでいるみたいである。さすが京都だ。
方針を転換して金沢旅行にする。2泊3日で宿の予約をする。
明日のゼミ見学、申込みの人数が27名になった。ただし、5限・6限通しの参加は14名で、5限のみが6名、6限のみが7名なので、5限の見学者は20名で、6限の見学者は21名。折り畳みの椅子を10脚用意すれば教室を変更しなくても対応できるだろう。休み時間(5限と6限の間)のスイーツは60個あれば足りるだろう。