フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

10月6日(火) 晴れ

2015-10-07 10:56:13 | Weblog

7時、起床。

トースト(プラムとオレンジのコンフィチュール)、サラダ(炒り卵、トマト、ベビーリーフ)、紅茶の朝食。

9時過ぎに家を出て、有楽町の生命保険文化センターへ。

10時から中学生作文コンクールの最終審査会。比較的すんなり決まる。審査会を終えて昼食。これまでは会議室で「今半」のお弁当を食べていたが、今回は隣のビルの「人形町今半」(有楽町店)に場所を移しての会食。会食を終えて、散会。表彰式とパーティーは11月20日。毎年、この行事で年の瀬を感じる。

大学へ。「カフェゴト―」でコーヒー。しばらく滞在して大学院の演習のテキストに目を通す。

メールボックスに庄司武史さんから本が届いていた。『清水幾太郎ー異彩の学匠の思想と実践』(ミネルヴァ書房)。博士論文「清水幾太郎の思想史的研究ー形成、発展と現実への展開」(早稲田大学大学院社会科学研究科、2013年)に大幅に加筆しての出版である。博士論文の審査には私も加わったが、出版おめでとうございます。

4限はK君の卒研指導。あと2カ月にしては進行が遅れ気味なのでハッパをかける。

5限はOさんの卒研指導。こちらは来年度の提出なので、のんびりやる。

7時半に卒業生のNさん(論系ゼミ5期生、2015年卒)がやってくる。お土産に砂糖をいただく。スイーツの手土産はよくあるが、スイーツの材料をいただいたのは初めてである。実はNさんの勤務先は製糖会社で、これは自社製品なのである。

「五郎八」へ食事に行く。

田楽。

ネギのかき揚。

五郎八サラダ。

牡蠣のバター焼き。

Nさんはカキが大好物だそうで、それが嘘でなことはこの表情を見ればわかる。

つまみは4品にしておいて、私は京にしん蕎麦を注文。少々冷え込んできた夜には温かい新蕎麦が美味しい。

けっこうボリュームのあるつまみだったので、Nさんは「もうお蕎麦は食べられません」となるかと思いきや、鴨南蛮を注文したのでちょっと驚いた。聞くと、Nさんはゼミの中ではKさんと並んで食いしん坊で知られていたそうだ。それは知らなかった。食いしん坊の女性は大歓迎である。

ちなみに歴代のゼミ生の中で食いしん坊の女性ナンバーワンは三期生のHさんである。

食後のコーヒーを「カフェゴト―」で飲もうと思ったが、すでに9時半で、ラストオーダーの時間を過ぎてしまっていたので、「シャノアール」へ入る。Nさんは学生時代(といっても半年前だが)「シャノアール」にはよく来たそうで、「懐かしいです」と言った。

Nさんは朝の通勤電車の中で美味しそうな料理の写真の載っているサイトを見ているそうである。確かに食いしん坊ですね。

先週からは始まった「孤独のグルメ」シーズン5は観ていますとか聞いたら、「孤独のグルメ」自体を知らないのは意外だった。君のためにあるような番組だからぜひ観るように勧める。

サッとコーヒーを飲んで帰るつもりだったが、結局、1時間ほど滞在した。日曜日に会ったゼミ同期のTさん同様、Nさんもこれからの人生をちょっと立ち止まって考える時期にいるようである。

  秋日和散歩の足をとめており  たかじ

Nさんとは地下鉄の駅で別れた。

11時半、帰宅。少してNさんからいま無事帰宅しましたというメールが届いた。暖かくしてお休みなさい。