7時、起床。
トースト、サラダ(ハム、トマト、レタス)、紅茶の朝食。
午後、散歩に出る。
とてもいい天気なので、鎌倉まで足を延ばす。蒲田から鎌倉までは1時間もかからない。
週末(+月曜日の午前)はゼミ合宿でずっと学生たちと一緒だったので、バランスを取るために一人の時間が必要だ。家族の時間、仕事の時間、社交の時間、そして孤独の時間・・・意識的に(たぶん無意識的にも)この4つの時間のバランスをとりながら生活をしている。
鎌倉散策の前にまずは腹ごしらえ。駅のそばの「銀座アスター鎌倉賓館」でランチのセット(梨花)を食べる。
サラダ。
料理の名前は忘れたが、海老のすり身を湯葉で包んで蒸してスープをかけたもの。
卵と野菜のスープ。
上海カニと豆腐の煮込み。
ご飯にしますか、マントウにしますかと聞かれたので、マントウをチョイス。
香の物。
コースとしてはこれで終わり(あとはデザート)なのだが、もう少し食べたかったので、普通の春巻きと松茸と銀杏入りの春巻きを追加で注文する。
大きい方が季節ものの松茸と銀杏入りの春巻きで、これがとても美味しかった。塩で食べる。
デザート。
ごちそうさまでした。
御成り通りを歩く。
駅の反対側で、向かう先(八幡宮)も反対の小町通りに比べて地味な商店街だが、好きな通りである。
由比ヶ大通りに出て、江ノ電の踏切を越える。
若宮大路に出る。下馬の交差点。
由比ヶ浜に至る。
夏の間、滑川に架かっていた木橋もすでに撤去されている。
海の家は影も形も残っていない。
海に向かうのはサーファーだけである。
けれど、天気がよいせいだろう、砂浜を歩いている人たちはけっこういる。
3人連れのご婦人たち。
この少女は波打ち際でダンスをしていた。朝ドラ「まれ」のオープニングシーンのようである。
サーファーの青年、母親と坊や。
母親と坊や、年配の男性。
年配の男性。
由比ヶ浜海岸から材木座海岸に移動する。
滑川の河口から海に向かて右が由比ヶ浜海岸、左が材木座海岸。
材木座海岸の方が人が少ない。私はこちらの方が好き。
サーフィンをする人、ジョギングをする人。
犬の散歩に来ている人たちもいる。
小さな青いテント。
魚の骨に残っている肉を食べるカラス。
波打ち際(波が引いたとき)。
波打ち際(波が寄せたとき)。
砂浜を振り返る。
東側を見る。
西側を見る。
真上を見上げる。
雲一つない空は、ただそれだけでは季節が分からない。
足元を見つめる。
もう一度、海の方を見る。
そろそろ引き上げよう。
これから海に入るサーファーの青年と砂浜から引き上げる文学的な雰囲気の女性がすれ違う。
秋日和の鎌倉の海でした。
次回はいつ来るだろう。
電柱の上にはトンビが鎮座していた。
江ノ電の和田塚駅をめざして住宅街の中に入って行く。
親しみのある名前の候補者がいる。
和田塚駅。しかしここに来たのは江ノ電に乗るためではない。
線路脇にある甘味処「無心庵」がお目当ての場所である。
客の姿が消えた一瞬を狙って撮った写真。普段、こんなに空いているわけではない。とくに週末は満席であることが多い。
ここに来たときはたいていこれを注文する。クリームあんみつ。
容器にたっぷり入った黒蜜は、最初からはかけない。あんことクリームがなくなってからが黒蜜の出番である。
庭のすぐ向こうは江ノ電の線路である。
由比ヶ浜大通りを駅に向かう。この通りも好きな通りである。
最初に歩いた御成り通りに戻って来た。
鎌倉駅前(西口)に到着。
お土産にいつもの鳩サブレ―を買おうと思ったら駅前店は定休日だった。
蒲田に帰って来る。有隣堂で本を購入。
池澤夏樹個人編集・日本文学全集24『石牟礼道子』(河出書房新社)
関川夏央『文学は、たとえばこう読むー解説する文学Ⅱ』(岩波書店)
荒川洋治『文学の空気のあるところ』(中央公論新社)
夕食は妻が仕事帰りに池袋の西武デパートの物産展で買ってきた海鮮お稲荷さんと、鶏肉と山菜のうどん。
デザートは私が駅ビルでお土産に買った「トップス」のチョコレートケーキ。
私が帰宅した時、すでに妻は帰っていて、「どこかに出かけていたの?」と聞かれたので、「ちょっと散歩に」と答えた。鳩サブレ―を差し出せば鎌倉であることがわかるのだが、チョコレートケーキではそれは伝わらない。あとからこのブログを見れば、鎌倉に行っていたのねとわかるだろう。