7時半、起床。
トースト、サラダ(鶏のササミ、トマト、レタス)、紅茶の朝食。
会計事務所から連絡をあって母の財産目録と遺産分割協議書(案)が出来たので目を通してほしいとのこと。さっそく出かけていく。若干の手直しをお願いする。これでいま相続の手続きは何合目あたりに来たのだろう。この後の個々の銀行回りを考えると、頂上はまだまだ先のように思える。
昼食は「ハリスコ」に食べに行く。
ハンバーグ・ライスを注文。
ドリンクはハマイカ(ハイビスカスティー)。
この店はカウンター席のみなので、常連客とマリアさん(母)とエリさん(娘)との会話に他の客も巻きこまれることになる。私が席に着いてとき、マダムが昔(40歳の頃)町医者に乳癌の検診を受けたとき、その老人の医者がマダムの乳房を長い時間触診してなかなか終わらないので、もしやと不安になったが、特に異常があったわけではなく、たんにマダムの豊かな乳房を触っていたかっただけで、看護婦さんが「すみません、いつもこうなんですよ」と謝ったという話をしていた。一人の女性客はこの話を聞いて、70歳くらいの老人なら大目にみてあげると言い、もう一人の女性客は許すなんてとんでもない、パンチを一発お見舞いすると言った。私はうっかりしたことは言えないので、笑って聞くことに徹した。「僕がその医者だったら・・・」なんてことは間違っても言ってはならないのである。
ハンバーグには目玉焼きがのっている。タコスはサービス。
エリさん(娘さん)に「まやんちには行かれましたか?」と聞くと、「はい、行きました。モンブランを食べました。とても、とても美味しかったです」と言ったので、「10月もモンブランはメニューに出るそうですよ」と教えてあげると、「わぁ、ぜひまた行きます。今度の土曜日の夕方に行きます」と言うので、モンブランをとっておいてもらうように電話をしてから行くといいですよとアドバイスする。
デザートはコーヒーゼリー。
食後のコーヒーを「カフェドコバ」で飲みながら、日記を付ける。ここは物思いカフェだ。カップが空になると店員さんは黙ってコーヒーのお替りを注いでくれる。
夕食は回鍋肉と春巻き。
『孤独のグルメ』はすでに先週から始まっているが、今週あたりからぼちぼち秋ドラマが始まる。『孤独のグルメ』は絶対観るが、他に絶対観ると言い切れるドラマはない(朝ドラ『あさが来た』はいまのところを欠かさずに観ている)。このところずっと期待外れのシーズンが続いたので、期待値を上げるのはやめることにしたのである。
TVドラマよりも、映画を観ようと思う。小説を読もうと思う。