7時半、起床。
トースト、サラダ、紅茶の朝食。
9時、一泊二泊の松本旅行に出かける。
新宿駅について特急あずさの発車時刻まで(あと20分ほどある)構内のドトールで時間をつぶすのはいつのものことである。
10:00ちょうど発のスーパーあずさ11号に乗り込む。
まずまずの天気である。
12時半に松本着。
とりあえずホテルに行って、荷物を預ける。最近はリッチモンドホテルを利用することが多い。去年の秋の青森もそうだったし、5月に行く名古屋でもその予定だ。
身軽になって街歩きの開始。
中町通りへ。
馴染みのカフェやクラフトの店がある。
とりあえず腹ごしらえだ。蕎麦屋「まつした」に入ることにする。
決めてはこの貼紙。
ふきのとうの天ぷら。塩でいただく。春が来たことを感じる。スプリング・ハズ・カム、だ。
鴨汁蕎麦。汁椀には鴨肉がゴロゴロ入っている。
お腹が落ち着いたところでショップめぐりを始める。
ギャラリーショップ「coto.coto」。
ご主人と挨拶を交わす。
ヤンヤンの刺繍ポーチがたくさん並んでいる。数点購入。
「chiiann」に顔を出す。
「まやんち」のお菓子教室で勉強された女性が、一昨年の9月に、ご主人と開業されたカフェだ。
中町通りの路地の奥にある静かなたたずまいのカフェである。
カウンター席に座ることが多いのだが、今日はカウンター席に女性の3人組がいたので、テーブル席に座る。
マダムのチハルさんは美しい方だが、写真はNG。でも、このくらいはいいですよね。
ちなみに「パン日和あをや」の奥様はこの程度でもNGである(「指先だけでも」とお願いしたら「ダメです」と言われた)。
桜のパウンドケーキとポットのティー(chiiannブレンド)。
「まやんち」と同じレシピで作られている。桜あんが入っていて、桜の塩漬が張り付いている。「まやんち」松本支店として認定します(笑)。
マスターのケンさん登場。壁に張られた青木隼人さんのギター・コンサートの宣伝のためである。
4月9日(日)に店内で開かれるのだが、キャンセルがあって、空席が1つあるそうである。詳しくは→こちら
テーブルの1つにカップとお皿が並んでいる。
3月末までやられていたカタチ製作所(佐々木一樹)「おさら市」の名残である。
明るく、静かで、柔らかな、陶器である。
カップとお皿を購入。素敵だ。
明日、またうかがいますね。
木工と陶器の店「GRAIN NOTE」。
マダムとご挨拶。
ここでは「田中一光製陶所」の作品を購入することが多い。
今回もティーポット(左から二つ目)を購入。
3時になったので、いったんホテルにチェックインすることにする。
リッチモンドホテルのいいところの1つは、部屋が広くて清潔なことである。部屋で過ごす時間の長い(夜や午前中)私には重要なことである。しかも料金は高くない(高ければ広いのはあたりまえだが、そうではない)。今回は日曜泊ということもあり6200円である。
持参したノートPCをインターネットにつなげる。テーブルが広いのも作業(撮った写真の保存や加工)がしやすくてありがたい。
部屋は8階で、眺めもいい。
部屋で一休みしてから街歩き再開。女鳥羽(めとば)川沿いの道を歩く。
縄手通りの入口にあるカエルのオブジェ。
カエルのグッズを売るお店も多い。なぜカエルなのかは、調べればわかるのだろうが、わからないままでいる。
商店街を外れたところにあるコンフィチュール(ジャム)の店「Momo Cafe」。
何種類もコンフィチュール(ジャム)が並んでいる。
甘夏のマーマレードとレモン&ブラッドオレンジのコンフィチュールをお土産に購入(妻の希望)。
駅前のバス通り(あがたの森通り)にあるブックカフェ「栞日」に行く。「高橋ラジオ商会」の看板が(あえて)そのままだが、ここが「栞日」である。
お母さんに連れられた女の子が出てくるところだった。「やあ、こんにちは」。
一階はオープンなスペース。
二階は本とテーブルと椅子。別に企画の展示スペースも。
すこぶる落ち着ける場所である。
シナモンドーナツとホットジンジャーを注文。
ドーナツをかじりながら、「ドーナツ・ホール」という四重奏団のことを思い出す。
この窓際の机でしばらく過ごすことにする。
谷川俊太郎×山田馨『1942-2009 ぼくはこうやって詩を書いてきた 谷川俊太郎詩と人生を語る』(ナナロク社)
700頁を越す厚い本だが、買って帰ることにする。
空が青い。
やがて夕暮れの時間になった。
本日最後のカフェはギャラリーカフェ「Gargas」(ガルガ)。
マスターとマダムにご挨拶する。「お珍しいですね、こんな時間に」とマダムが言った。
カレーライス(小)を注文。
二階の展示室で戸津圭一郎さんの個展を観る。
シンプルで美しい器たち。
展示会は昨日から始まったばかり。DMで見て、いいなと思っていたカップとソーサーがあったので、それを購入。味わい深い作品だ。
一階に戻って、ブレンドコーヒーを注文。おまけで出されたお菓子がのっている小皿は小池千恵さんの作品ではなかろうか。
やはりそうである。彼女の作品もカフェオオクボ(研究室)にいくつかある。
駅前のパン屋で夜食用のパンを買って、7時半頃、ホテルに戻る。
夜更かしの予定だったが、やはり歩き疲れたのだろう、あっさり1時に就寝。