9時、起床。
朝から雨が降っている。猫も雨の日は苦手のようで、寒くはないが、家の中に入ってきた。
生垣のアカメの葉が育っている。GWの頃に剪定作業が待っている。
トースト、サラダ、紅茶の朝食。
食事をしながら『孤独のグルメ』(シーズン6)の初回を録画で観る。大阪出張で、お好み焼きと串カツを食べる回だった。お好み焼きでごはんを食べるお好み焼き定食を好奇心から注文して、「これ、いけるじゃないか」となっていた。にわかには信じがたいが、たぶんそうなのだろう。向うの人にはわれわれがおでんをおかずにご飯を食べるのが信じがたいそうだから、お互い様である。大阪に行く機会があったら、紅生姜の串カツとお好み焼き定食を食べてみたい。
昼食は焼きそば。外に出てどこかの店で食べるようかと思っていたら、妻が「お昼は焼きそばでいい?」と聞いてきたので、反射的に「うん」と答えた。
土曜日は基本的に社交の時間にあてているが、日曜日は家族の時間と孤独の時間だ。どちらに重心が置かれるかは、昼食を家で食べるか、外で一人で食べるかで決まる。だから今日は家族の時間の日曜日だ。
もちろん二人で外食という選択もあるのだが、妻は老後の暮らしに備えて外食はほどほどにしておきましょうという意見をもっている。ここには外食=贅沢という見方が存在する。たぶん主婦の多くに支持されている見方であろう。私の見方は少し違う。たしかに外食にはそれなりにお金がかかるが、外食には主婦の家事労働からの解放という面もある。でも、それを言うと、主婦の家事労働からの解放は家事労働の外部化(外食)による以外に、夫の家事労働への参加という手段によっても可能であると言われそうなので、声高には言わないことにしている。あと、外食にはレジャーという側面もあることは言っておきたい。美味しいものを食べに出かけるのは単純に楽しいじゃないですか。外食は手軽なレジャーですよ。
雨は午後になっても止む気配がない。雨でも散歩はできるが、散歩は昨日たっぷりしたので、今日はインドアで過ごそう。
夕食はポトフ、サラダ、なめこおろし、ご飯。
雨は夜になっても降っていた。結局、雨の日曜日だった。