フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月11日(火) 雨

2017-04-14 16:40:30 | Weblog

8時、起床。63歳なった最初の朝である。

トースト、サラダ、紅茶の朝食。

昼前に自宅を出て、大学へ。

近所の専門学校の桜が雨に濡れている。まだまだ鑑賞に堪える量の花を保持しているものの散った花びらの量も相当である。

戸山キャンパスの桜も同様である。

3限は院生の研究指導。3月で修士のSさんが卒業(就職)したが、新たに修士1年生が入ってきた。Sさんと同じく中国からの留学生のCさんである。先輩のOさん(博士3年生)やS君(博士2年生)、よろしく面倒を見てあげてください。

初回の今日は研究室を離れて「カフェゴトー」で行った。

私はパウンドケーキとシナモンミルクティー。これが本日の昼食なり。

4限は空き時間。

4月は雨がちである。春雨という言葉はきれいだが、春愁の思いは深まる。

5限は演習「現代人と社交」。今年度から立ち上げた授業である。履修者は40人(演習の上限。初回の今日は半数の人に前に出て自己紹介(+質問)をしてもらった。一緒に履修している学生の顔と名前を覚えることは「演習」が「演習」らしくなるための条件であると私は考えているので、自己紹介には時間をかけることにしている。

授業を終え、6時半ごろ、大学を出る。

夕食は私のリクエストですき焼き。

私の誕生日と12月30日はすき焼きの日と決まっている。

 


4月10日(月)晴れのち曇り

2017-04-14 10:47:56 | Weblog

8時、起床。

トースト、(昨夜の残りの)ポトフ、サラダ、マーマレードの朝食。

松本の「Chez Momo」で買った甘夏のマーマレードを開ける。

トロトロで、爽やかな味わい。朝の食卓にふさわしい。

月曜日の授業を担当していない私は、土・日・月が「週末」である。

私の大学の場合、いや、私の学部の場合というべきか、週に授業で3日、会議で1日(水曜日)、計4日大学に出るというパターンが一般的ではないかと思うが、そうすると授業の3日間を月・火・木にするか、火・木・金にするかでパターンが二分される(月・火・金というパターンもありえるが、少数派だと思う)。月・火・木に授業をする人の場合は、金・土・日が「週末」になるわけだ。私は今年度だけでなく、これまでずっと土・日・月の「週末」でやってきた。このパターンのよいところは、日曜日の夕方の憂鬱、いわゆる「サザエさん症候群」と無縁でいられることである。だって翌日(月曜日)も大学に出なくてよいのだから。

だから月曜日にゼミをやる人というのはちょっと信じがたい感じがする。いきなりゼミから始めるのかと。私はゼミは金曜日の夕方、週末前の一番最後の授業としてやっている。そこで力を使い果たして、倒れこむように(ちょっと大袈裟)、週末に入るのである。

昼食は「phono kafe」に食べに行く。(ちなみに月曜日は妻はジムに行っている)

ご飯セットを注文する。一昨日、「ヒマラヤ」に行った報告もする。

里芋と長芋のつまみ揚げ(左) おからコンニャクの竜田揚げ(右)

茄子、トマト、新玉ねぎの梅味噌サラダ これが美味だった。

プチデザートと小豆茶

店を出て呑川の桜を見に行く。そろそろ見納めだろう。

途中にある児童公園。

やはり何度見ても姿のいい桜の木だ。あのベンチは特等席だな。

日蓮橋付近のお花見スポットに到着。

通りががかりに眺める人、わざわざ桜を観るためにやってきた人(私もその一人だ)、人混みというほどではないが、この場所にはいつも地元の人たちが集まる。

まだまだ見頃だ。

 水辺の桜のいいところは暗い水面を背景に桜の花が蒔絵のようにくっりと見えることだ。

そして実物の桜と水面に映る桜が対をなして見えることだ。

今日は薄曇りで、桜の並木の上に淡い太陽が浮かんでいる。

夕方、コンビニに買い物に行ってついでに近所をちょっと散歩する。春の夕暮れだ。

清少納言のせいで「秋は夕暮れ」という季節観は現代のわれわらにまで及んでいるが、夕暮れはいつの季節も美しいものである。

 見わたせば山もとかすむ水瀬川夕べは秋となに思ひけむ  太上天皇

夕食は焼き魚(鯛の切り身)と焼き野菜、サラダ、卯の花、玉葱と卵の味噌汁、ご飯。

食後にドーナツと紅茶。

松本のブックカフェ「栞日」(しおりび)で食べたシナモンドーナツを思い出す。