フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月7日(金)曇り

2017-04-10 14:02:52 | Weblog

7時、起床。

トースト、サラダ、紅茶の朝食。

お昼に卒業生のアリさんと蒲田駅で待ち合わせ「phono kafe」へ。

彼女と会うのは1年2カ月ぶりである。それ以前は清水直子さんの陶器展(彼女は清水さんのファンなのだ)に一緒に行ったりしていたのだが、ご主人が筑波の方へ転勤となり、一家で転居をされて、カフェをご一緒することもなくなった。今回は彼女が都心まで出て来る用事があったので、そのついでに蒲田に立ち寄ってくれたのである。彼女は蒲田が初めてだそうだ。

ごはんセットでおかずは6種類全部を注文し、シェアしていただくことにする。

phono kafe式満漢全席。

 キノコのマリネ(左) ごぼうのフリット(右)

カキ菜と長芋のナムル風

白菜とふのりのゆず酢(左) おからコンニャクの竜田揚げ(右)

玄米と豆腐のタルト人参ソース掛け(デザートじゃありません。甘くはありません。)

ミニデザート(ケーキ盛り合わせ)と小豆茶。 

彼女には小学2年生になる娘さんと入園前の娘さんがいる。今日はお母様に家に来てもらって、お子さんの世話をお願いして出てこられたそうである。小さなお子さんのいる主婦にとって「一人の自由時間」というのはとても貴重なものである。今日はその貴重な時間を割いて蒲田まで来てくれてありがとう。

少し前の私のブログで、卒業生の一人が、「40歳を迎える頃に生き生きと日々を生きている自分であることが目標です」と語っていたのをアリさんは読んでいて、その「40歳を迎える頃」にいまの彼女はいるわけで、いろいろと思うところがあったようである。SMAPの『夜空ノムコウ』の中に「あのころの未来にぼくらは立っているのかな」という一節があるが、そういう心境だろうか。

あとどのくらい筑波にいるのか、その後は東京に戻って来るのか、あるいはさらに遠方の地へ行くことになるのか、いまの時点ではわからないそうである。流動的な生活の中で、家庭を運営し、お子さんの教育をし、さらに自身のワークライフの再開を考えるというのは持続的なエネルギーと人生の展望を必要とするだろ。

「『騎士団長殺し』はもう読まれましたか?」と聞かれたので、「もちろん」と答えると、「私はまだ読んでいません。上の子が夏休みなって時間が持続的に使えるようになったら読もうと思っているんです。読むなら一気に読んだ方がいいですよね」と言ったので、「いいえ、『騎士団長殺し』は上下巻で1000頁を超す長い小説ですが、64のチャプターから構成されているので、ちょっとずつ時間を見つけては読むという読み方にも適しているんです」とアドバイスした。「そうですか。さっそく買って帰ろうかしら」と彼女は言った。こういう反応の良さは彼女の持ち味である。

私もこの後大学へ出るので、2時前に「pono kafe」を出て、一緒に東京駅まで行った。

また、都心に出て来られることがあったら、次は「まやんち」へ行きましょう。2000年卒の卒業生の中で、グランドスラム(「カフェゴト―」+「SKIPA」+「phono kafe」+「まやんち」)を達成した方はまだいませんが、アリさんは今日でリーチがかかった。

キャンパスのスロープ上の桜が満開である。

新学期、私にとっての最初の授業はゼミである。

いままで向かって左側に座っていた3年生が、新4年生となって、右側に移動した。そういう決まりがあるわけではないが、慣習的にそういう空間的配置になっているようである。「学年が混じって座ってもいいんだよ」と私が言っても、ニヤニヤしている。

新3年生(論系ゼミ9期生)は19名。一人一人、時間をかけて自己紹介(+質問タイム)をしてもらった。男子4人のキャラクターが面白いというのが4年生の感想である。

頑張ってください。

自己紹介の途中でスイーツタイム。今日のスチーツは4年生のKさんが用意してくれた。

最後に4年生(8期生)も一緒に記念撮影(4年生も19名だが、就活で一人お休みがいる)。

夜桜を見ながらスロープを降りる。

夕食は神楽坂の「トンボロ」で食べていくことにする。

波鈴さんの奥様が今日は店を手伝っておられた。お会いするのは今日が初めて。波鈴さんは男3人きょうだいの一番下だが、奥様は3人きょうだいの一番上だそうだ。お似合い(相補的)ということだろうか。

タラコのスープスパゲティを注文。 

ココナツバターのハニートーストを追加で注文。フードとスイーツの両面を併せ持つメニューだ。

コーヒーは酸味と香りのAブレンドで。

ゼミ(一週間の最後の授業)を終えた後の食事は、食堂よりも、こういうカフェでゆっくりと食べたい。

帰宅して、アリさんにお土産にいただいた揚げ饅頭をコーヒーでいただく。

清水直子さんの陶器展「RENDEVUO」(レンデヴーオ)の案内です。

開催期間:5月3日(水)~5月14日(日)12:00-20:00 *5月8日(月)9日(火)はお休み。

場所:東急目黒線西小山駅から徒歩4分のギャアリー「Parque」(パルケ)。

2時、就寝。


4月6日(木)晴れ

2017-04-10 00:42:41 | Weblog

7時、起床。

お茶漬け、鮪の佃煮、味噌汁、サラダの朝食。今日は昼食を「パン日和あをや」に食べに行くのでトーストは食べない。

11時過ぎに自宅でを出る。近所の専門学校の桜はピークを迎え、花びらが散り始めている。

川崎から南武線で2つ目の矢向駅で下車。

矢向駅から「パン日和あをや」までは徒歩10分。線路脇の道を鹿島田方面へひたすら歩く。

開店の12時にちょっと過ぎに到着。放送大学の坂井先生はすでに店内にいらっしゃる。坂井先生とは季節のカフェをよくご一緒している。今日は春カフェだ。

本日のメニュー。あれこれ注文したいものがある。

4月のドリンクの抹茶ミルクをアイスで。 

坂井先生は同じものをホットで。

坂井先生から出張のお土産の革製のブックバンドをいただく。

こうやって使う。使い方がわからない人が意外に多いらしい。

さあ、食事にしましょう。

本日のスープは茄子とチキンのタイカレー。パンに合う。

アスパラスペシャル。北海道から直送されてきた大きなアスパラをメインに、トースト、ベーコン、サーモンなどが満載だ。

ソテーしてアスパラに私はちょっと塩を振って食べた。うまい!毎年、この時期だけの限定メニューだ。

サイドメニューにソーセージ盛り合わせ。

私はもう少しパンが食べたかったので、トーストとは蜂蜜を注文。奥様がサービスで出して下さった苺の風味のするコーヒーと一緒にいただく。

「パン日和あをや」にはもうしばらく滞在するつもりだったが、若い女性の一人客が入ってきて、この店の評判を聞いて、始めてやって来た方のようだったので、「私たちそろそろ出ますから」と言って、席を立った。

鹿島田駅に向かう途中のマンション街の桜並木が見事だった。

桜のアーチが出来ている。

坂井先生に路上に立っていただいて、パチリ。

坂井先生のご希望で夢見が崎動物公園にお花見に行くことにする。

動物公園は古墳が散在する台地の上にある。

階段を登り切った公園の入口では菜の花がわれわれを出迎えてくれる。 

公園では近所の方々がお花見を楽しんでいる。

2日前に行った小石川植物公園同様、のどかな混み具合である。

ママ友たち。

若者たち。

親子。

緑のトンネルのようなものが目を引く。 

両端に出入り口がある。

坂井先生の後について入ってみる。

中は意外に明るい。

不思議の国のアリスのような気分だ。

反対の出入り口から出る。光りの中へ。『騎士団長殺し』のメタファーに倣っていえば、産道を通って生まれ変わるみたいに。

動物園は広場に隣接している。私は何度か来ているが、卒業生以外と来るのは初めてである。

園内には安産にご利益があるという冨士浅間神社がある。ゼミ卒業生で今月が臨月の人がいる。安産を祈願する。

孔雀の檻の前には人だかりが出来ている。

サービス精神旺盛の孔雀君である。

私もサービス精神を発揮して、円卓の上でステップを踏んでみる(注:お酒は入っておりません)。

だいぶ歩いてスイーツの入るお腹になったので、鹿島田駅から1つ電車に乗って、矢向駅近くの「ノチハレ珈琲店」に行こうとしたが、飛び乗った電車が急行で矢向には止まらず川崎まで行ってしまった。私は戻ってもよかったのだが、坂井先生が「戻るのはシャクだ」というので、蒲田まで行って、私が最近行き初めたシフォンケーキ専門のカフェ「スリック」にお連れすることにした。

呑川の御成橋あたりの桜も満開である。今日はお花見カフェだ。

小さな店なのでテーブルが空いているかどうか心配だったが、大丈夫、1つ空いていた。

よもぎマーブルのシフォンケーキを注文。黄な粉との相性がいい。

坂井先生もこの店が気に入ったようである。

今回の春カフェ(お花見カフェ)はここまで。京急蒲田駅からお帰りになる坂井先生とは御成橋のところで別れた。

次回は夏カフェですね。 

坂井先生は呑川の下流へ歩いていかれたが、私は上流へ。

夕食は妻と「マーボ屋」へ食べに行く。

サラダ。

ザーサイ。

鶏肉とカシューナッツの甘辛炒め。ご飯も注文。

四川風麻婆豆腐。やっぱりこれは欠かせない。

今日、坂井先生からいただいたブックバンドをほぼ日手帳カズンに装着してみる。うん、ちょうどいい。長さは調整できるので、今後、太って行っても対応可能である。