フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

7月21日(金) 晴れ

2017-07-22 17:29:37 | Weblog

9時、起床。

トースト、ハム&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

昼前に家を出る。

近所の専門学校の駐輪・駐車場の上に広がる夏の青空。

遠く東の方角ーその辺りはもう海だーに積乱雲が育っている。

梅雨明けの街路を行けり乳母車 たかじ

神楽坂で下車。

歩道の上の不思議な模様は通りに吊るされた提灯の影。 

すだれが売られている。

「SKIPA」で卒業生のメグさん(一文・社会学専修)とランチの約束をしている。彼女は一足先に着いていた。

彼女とはすでに「カフェゴト―」「まやんち」「phono kafe」に行っているので、これで4大カフェを制覇したことになる。「グランドスラム」である。彼女自ら「祝グランドスラム達成」の認定証を作ってきた(笑)。彼女の名前を記入し、私のサインと今日の日付を記入する。

おめでとう!2000年卒の卒業生の中ではあなたが一番乗りです。

アリさん(残すは「まやんち」)、マユミさん(残すは「phono kafe」)、チヒロさん(残すは「SKIPA」)とリーチがかかっている人はけっこういます。

梅ソーダ。夏の食前ドリンクはこれに限る。

定食を注文。

食後にアイスチャイ。

メグさんは外資系の証券会社で働いているが、いま、10連休の最中である。さすが外資系と思いきや、そういうことではなく、証券会社では不正防止のためにあるポジション以上の社員は全員、1年に一度、10連休を課せられているのだそうだ。その間、システムへのアクセスは禁止されているので、損失の隠蔽工作などはできないわけである。なるほどね。

西荻窪の「FALL」で開催中の清水直子さんの陶展を観に行くことにする。東西線(三鷹行き)で神楽坂から一本、20分ちょっとで行ける。

北口に出て、左へ少し歩くと「FALL」に到着。

清水さんが在廊されていた。23日(日)までの会期中は毎日いらしているそうだ。

今回はオブジェが中心。

作業をしながらラジオから流れるてくるニューに刺激されて使った作品が多いそうだ。

この作品には「権力」というタイトルが付いている。人の足元から延びる石柱のようなものが権力を現している。

石柱がだんだん伸びていっている。「権力」三部作だ。最後は、大きくなった権力を抱えて共倒れになるのだろうか。

別のテーブルには前回のテーマだった「働く人」のオブジェも並べられている。中ほどにトランプ大統領らしき人物も見える。

清水さんに写真を取っていただく。清水直子陶展は23日(日)20時まで。

駅まで戻って、さっきとは逆に北口を少し右へ歩く。

前にも一度来たことがあるカフェ「西荻イトチ」。

ここで一服していく。

紅茶のお店で、名前は忘れたが、いろいろなアイスティーがあった。

次なる目標は「ス―パーグランドスラム」です、彼女ははっきりと宣言された。いまのペースでいくと、来年には達成できそうですね。そのときはまた「認定証」を作ってきて下さい(笑)。

これからお友達のお母様の御見舞いで虎の門病院に行くという彼女は荻窪で丸ノ内線に乗り換えた。

私はそのまま大学へ。

5限・6限はゼミ。春学期は今日が最後のゼミだ。

先週同様、5限は3・4年合同ゼミで、3年生のゼミ論テーマのプレ発表(4名)を聴く。今週も意欲的なテーマが目立つ。

休み時間のお菓子は3年生のSさんが用意してくれたおせんべい。

ほたるいか味のおせんべい。

モアイ像のように見える。

瀬戸内青のり味のおせんべい。

やっぱりモアイ像のように見える。

今日はお誕生日ケーキが4つ(もしかして夏休み中の分も含まれているのだろうか)。

おめでとう!

6限は学年に分かれてのゼミ。3年生は引き続きゼミ論テーマのプレ発表(3名)。4年生はゼミ論中間報告。

ゼミの後、高田馬場に出て、納会。

場所はイタリアン・バル「ロッシーニ」。「ロッシーニってどういう意味ですか?」と学生から聞かれる。知らんのか?「作曲家の名前だよ」と答えたが、もしかして普通名詞でも使うのか?

サラダから始まってデザートまであれこれの料理が出てきたが、どれも和風の居酒屋でのコンパのときに出てくる料理よりも美味しかった。

欲を言えば、デザートのときには珈琲か紅茶がほしかった。

12時、帰宅。

清水直子陶展で購入したオブジェ。DMで使われていたのと同じものである(たぶん)。

そういうことはこれまでもけっこうあって、ラッキーな気分だ。

3時、就寝。