7時半、起床。
ハムトースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
基礎講義のレポートの採点・コメントを終わらせて、11時20分に卒業生の櫻井あすみさん(一文・人文専修卒)と蒲田駅で待ち合わせ、「まやんち」へ。
アンディ・ウィリアムのヒット曲「酒とバラの日々」(1963)をもじっていえば、「採点とモモの日々」というところだ。
あすみさんは先月末に入籍された。お相手は10歳年上の司法書士さん。彼女が広島市立大学芸術学部で日本画の勉強をされていたころからのお知り合いだそうだが、お付き合いを始めたのはこの3月からとのことなので、あれよあれよのスピード婚である。柏の方に新居を構えて、ご主人はそこで司法書士事務所を開業。あすみさんは3月に東京芸大の大学院(修士)を卒業されて、お仲間たちと取手に民家を借りて共同のアトリエとしている。
とにもかくにも、おめでとうございます。
ピーチメルバと紅茶(シャングリラ)。
彼女は人生初、私は今シーズン3個目である。
6月19日付の「日経MJ(マーケティング・ジャーナル)」の一面に空家をお宝に」という記事が掲載されたが、そこにあすみさんたちの民家を改築したアトリエが紹介されている。
「茨城県取手市。築47年の木造2階建ての家を、20~30代の3人のアーティストがアトリエに改修している。材料費は10万円以下だ。3人は東京芸術大学の学生と卒業生。延床面積は108平方メートルで賃料は月3万5千円。画家の桜井あすみさんは「安くて広い。好みの家に変えます」と声を弾ませる。」
「声を弾ませる」の部分は新聞特有の紋切り型の表現だろう。彼女は物静かに語る人で、「声を弾ませて」話したりはしない(笑)。
いまはようやく身辺も落ち着いて、秋の個展(10月31日~11月5日)に向けて作品に取り組む日々である。
彼女のサイトは→こちら
ランチはどこで食べましょう。私がいくつか候補のお店をあげて、彼女は「西洋料理SUZUKI」を選んだ。
サンライズ商店街を抜けていく。
彼女はこの店はもちろん初めて。私は先週の土曜日に続いての訪問である。
本日のランチを注文。
ビシソワーズ(じゃがいもの冷製ポタージュ)。夏はやっぱりこれです。
本日のランチはべーふシチューとホタテのグラタン。私はパン、彼女はライス。
ランチは肉料理と魚介料理の組み合わせである。
食後にコーヒーを注文。
いつものようにプリンアラモードが「サービス」で付いてくる。
彼女のスマホのカメラ(ライカのいいレンズが使われている)で彼女を撮る。
彼女は写真を撮られるのは苦手といっているが、それはチーズ的笑顔を作ろうとするからで、ただレンズを見据えてくれればいいです。
ほら、あなたらしい凛とした表情の写真が撮れました。
店を出て、駅に向かいながら、西蒲田公園に立ち寄る。陽射しが強くなってきた。
木洩れ日の下で。
お婆さんのいるベンチで。
この帽子は彼女の最近のお気に入りである。
その帽子をとって、夏空の下で。
新しい人生のステージの最初の夏をどうぞ満喫してください。
次は秋の個展で、あなたの作品の前で、お会いしましょう。
これから上野に行くという彼女を駅まで送ってから、帰宅。
今日からレンタルビデオショップでは『君の名は』がリリースされる。
わが家のケーブルテレビ(J:COM)でもオンデマンドで『君の名は』の配信が始まった。さっそく視聴する。
一途な恋とSF的ストーリー。そうか、そういう話だったのか(私は未見だったのだ)。たしかにいい作品だ。それは間違いない。だが、あれほどの超特大の興行記録を作るとは・・・。メガヒットいうのは、ある時点から先は、ヒットしているということがさらなるヒットの理由になるのだろう。
夕食は刺身、サラダ、豚汁、ご飯。
刺身はマグロ(赤身)、ハマチ、サーモン、アジ。
デザートは葡萄。
今夜もナツが二階の窓から入って来ては、階段を下りて、玄関から出ていく、それを繰り返している(その度に私が窓を開け、玄関を開けてやるのだ)。
2時半、就寝。