7時半、起床。
台風の接近でダイナミックな雲が出ている。
ロールパン、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
9時前に自宅を出て、新宿駅へ。10時ちょうど発のあずさ9号に乗って、松本へ行くのだ。
2泊3日の 松本旅行である。原稿の進み具合が芳しくなかったらキャンセルすることもやむなしと考えていたが、予定通り(旅行は織り込み済み)進んでいるので、気晴らし効果も期待して出かけることにした。
ただし、向こうでも原稿が書きたくなったら書けるようにノートPCと一通りの資料はキャリーバッグに詰め込んでおいた。書きたくないのに書くのは苦痛だが、書きたいのに物理的な環境のせいで書けないという状況も苦痛だろう。もっともノートPCはブログを書くのに必要なので、旅行の時はいつも持っていく。
空は新宿を出てしばらくは雲が多かったが、
しだいに晴れ間が広がって、
松本に着く頃(12時半)は青空が広がっていた。
改札口で卒業生のAさん(文構2期生)が出迎えてくれた。
Aさんは私のゼミの出身ではなく、1年生が履修する必修基礎演習の学生だった。こちらの出身で、卒業後は地元に帰って就職した。私のブログの読者で、一人で、あるいはお母様と二人で、私のなじみのカフェによく行っているそうである。とくに「ガルガ」は毎月のように(ときには月に二度も)行っているそうで、トータルの回数ではすでに私を凌駕しているだろう。
なお、Aさんは写真NGの方なので、シルエットだけの出演である。
ホテルに荷物を預けて、フロントで近所の花屋を教えてもらい、そこに行く。今日、9月8日は「Chiiann」(チーアン)の開店4周年、「Yuki・Ri」(ユキ・リ)の開店1周年の記念日なのである。松本旅行の日程を決めるのにはこの点は重要だった。
花を抱えて(2店分なのでAさんにも持っていただいた)、先ずは「Chiiann」へ。
日曜日のランチタイムで客は多かった。ご繁盛で何よりです。「5周年おめでとうございます」と言って(実は私は5周年だと勘違いしていたのだ)、お花をお渡しする。喜んでいたただたが、冷静に「4周年です」とツッコミが入る(笑)。
2人ともキッシュプレートを注文する。ドリンクはリンゴジュースをチョイスし、食前に飲む。
キッシュのプレートとスープが運ばれて来た。スープは冷静のコーンポタージュ。
キッシュのプレートにはキッシュのほかにパンとサラダとピクルス。美味しいだけでなく、目にもきれいだ。
顔出しNGの奥様の手のひらに見送られて「chiiann」を出る。
次は「Yuki・Ri」だが、途中で寄っておきたいところがある。
女鳥羽(めとば)川沿いの四柱神社である。
松本に来たときは必ずここに挨拶に来る。
「また参りました」
「Yuki・Ri」は城東地区(松本城の東側」にある。繁華街からは離れているので、ここに来る人はたまたま来るのではなくここに来るために来るのである。
「こんにちは」
1周年おめでとうございます。「あっという前の1年でした」とのこと。
スイーツとドリンクをいただきましょう。
私はヨーグルトクリームとブルーベリーのサンドクリームケーキ、Aさんは黒糖バナナのパウンドケーキ。
おまけ(お花のお礼とのこと)のクッキー付き。ドリンクはハーブティー。カップは青木郁美という陶芸作家の作品を使っている。
私は明日また朝ごはんをいただきに来ますね。
本日のカフェ巡りの最終地点はAさんの大好きな「ガルガ」なのだが、その前に「栞日」に顔を出す。
アイスジンジャエールを注文。
真夏日であるが、クーラーはなく、すべての窓が開け放たれ、床に置かれた扇風機が孤軍奮闘していた。
あっ、団扇という援軍もありました(笑)。
店主の菊地さんは、まだお若い方だが、会うごとに年齢不詳になっていっているような気がする(笑)。明日も伺いますね。
さて、「ガルガ」である。
今月のギャラリーは写真展? DMの写真が「本日の浮遊」を思わせるものだったので、そう思ったのだが、服飾展だそうである。
まずは一回のカフェ&ショップで、私はアイスカフェオレ、Aさんはアイスティーで一服。ご主人夫妻とおしゃべりしながら。9月1日で18周年だったそうである。
2階のギャラリーへ。ほう、クラシカル・モダンとでもいうのかしら。これなんか、『トト姉ちゃん』で編集者役をやったときの高畑充希が来たら似合いそうですね。
見学を終えて、一階に戻る、チキンカレー(小)を注文する。彼女はこれが今日の夕食。私はたぶん夜食を食べると思います。
これが気になる。
私だけデザートを注文する。
ショップに展示されていた小鉢と小皿を購入する。研究室で使おう。アーモンドチョコレートを5粒ほど入れるのにいいんじゃないだろうか。箱で食べてるとついつい食べ過ぎてしまうから。
「ガルガ」を出たのは午後7時を回った頃。
Aさんを松本駅の改札まで送る。今日はどうもありがとう。彼女もお店の人と話ができて楽しかったようだ。
駅に戻る途中のあがたの森通りにある洋菓子店に「まるごとピーチ」という名前のケーキがあった。ショーケースの中にそれらしき大きな桃があった。550円。とても気になった。なお、彼女は来年のピーチメルバの予約第一号になった。彼女にとっては人生初のピーチメルバになる(はずである)。
ホテルに戻る途中のコンビニで夜食を仕入れる。
さて、これから一作業。
夜食はおにぎり2個(鮭と梅)と白玉ぜんざい。
風呂を浴び、テレビの台風情報を見て、1時半、就寝。