フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

9月8日(日)晴れ(松本)

2019-09-09 19:22:38 | Weblog

7時半、起床。

台風の接近でダイナミックな雲が出ている。 

ロールパン、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

 9時前に自宅を出て、新宿駅へ。10時ちょうど発のあずさ9号に乗って、松本へ行くのだ。

2泊3日の 松本旅行である。原稿の進み具合が芳しくなかったらキャンセルすることもやむなしと考えていたが、予定通り(旅行は織り込み済み)進んでいるので、気晴らし効果も期待して出かけることにした。 

ただし、向こうでも原稿が書きたくなったら書けるようにノートPCと一通りの資料はキャリーバッグに詰め込んでおいた。書きたくないのに書くのは苦痛だが、書きたいのに物理的な環境のせいで書けないという状況も苦痛だろう。もっともノートPCはブログを書くのに必要なので、旅行の時はいつも持っていく。 

空は新宿を出てしばらくは雲が多かったが、 

 しだいに晴れ間が広がって、 

松本に着く頃(12時半)は青空が広がっていた。 

改札口で卒業生のAさん(文構2期生)が出迎えてくれた。

Aさんは私のゼミの出身ではなく、1年生が履修する必修基礎演習の学生だった。こちらの出身で、卒業後は地元に帰って就職した。私のブログの読者で、一人で、あるいはお母様と二人で、私のなじみのカフェによく行っているそうである。とくに「ガルガ」は毎月のように(ときには月に二度も)行っているそうで、トータルの回数ではすでに私を凌駕しているだろう。

なお、Aさんは写真NGの方なので、シルエットだけの出演である。

 

ホテルに荷物を預けて、フロントで近所の花屋を教えてもらい、そこに行く。今日、9月8日は「Chiiann」(チーアン)の開店4周年、「Yuki・Ri」(ユキ・リ)の開店1周年の記念日なのである。松本旅行の日程を決めるのにはこの点は重要だった。

 花を抱えて(2店分なのでAさんにも持っていただいた)、先ずは「Chiiann」へ。

日曜日のランチタイムで客は多かった。ご繁盛で何よりです。「5周年おめでとうございます」と言って(実は私は5周年だと勘違いしていたのだ)、お花をお渡しする。喜んでいたただたが、冷静に「4周年です」とツッコミが入る(笑)。

2人ともキッシュプレートを注文する。ドリンクはリンゴジュースをチョイスし、食前に飲む。 

キッシュのプレートとスープが運ばれて来た。スープは冷静のコーンポタージュ。 

キッシュのプレートにはキッシュのほかにパンとサラダとピクルス。美味しいだけでなく、目にもきれいだ。 

顔出しNGの奥様の手のひらに見送られて「chiiann」を出る。

次は「Yuki・Ri」だが、途中で寄っておきたいところがある。

女鳥羽(めとば)川沿いの四柱神社である。

 

松本に来たときは必ずここに挨拶に来る。

「また参りました」 

「Yuki・Ri」は城東地区(松本城の東側」にある。繁華街からは離れているので、ここに来る人はたまたま来るのではなくここに来るために来るのである。 

「こんにちは」 

1周年おめでとうございます。「あっという前の1年でした」とのこと。 

スイーツとドリンクをいただきましょう。

私はヨーグルトクリームとブルーベリーのサンドクリームケーキ、Aさんは黒糖バナナのパウンドケーキ。

おまけ(お花のお礼とのこと)のクッキー付き。ドリンクはハーブティー。カップは青木郁美という陶芸作家の作品を使っている。

私は明日また朝ごはんをいただきに来ますね。

本日のカフェ巡りの最終地点はAさんの大好きな「ガルガ」なのだが、その前に「栞日」に顔を出す。

アイスジンジャエールを注文。

真夏日であるが、クーラーはなく、すべての窓が開け放たれ、床に置かれた扇風機が孤軍奮闘していた。

あっ、団扇という援軍もありました(笑)。

店主の菊地さんは、まだお若い方だが、会うごとに年齢不詳になっていっているような気がする(笑)。明日も伺いますね。

さて、「ガルガ」である。 

今月のギャラリーは写真展? DMの写真が「本日の浮遊」を思わせるものだったので、そう思ったのだが、服飾展だそうである。

まずは一回のカフェ&ショップで、私はアイスカフェオレ、Aさんはアイスティーで一服。ご主人夫妻とおしゃべりしながら。9月1日で18周年だったそうである。

 

2階のギャラリーへ。ほう、クラシカル・モダンとでもいうのかしら。これなんか、『トト姉ちゃん』で編集者役をやったときの高畑充希が来たら似合いそうですね。

 

見学を終えて、一階に戻る、チキンカレー(小)を注文する。彼女はこれが今日の夕食。私はたぶん夜食を食べると思います。

 

これが気になる。

私だけデザートを注文する。

 

ショップに展示されていた小鉢と小皿を購入する。研究室で使おう。アーモンドチョコレートを5粒ほど入れるのにいいんじゃないだろうか。箱で食べてるとついつい食べ過ぎてしまうから。

 

「ガルガ」を出たのは午後7時を回った頃。

Aさんを松本駅の改札まで送る。今日はどうもありがとう。彼女もお店の人と話ができて楽しかったようだ。

駅に戻る途中のあがたの森通りにある洋菓子店に「まるごとピーチ」という名前のケーキがあった。ショーケースの中にそれらしき大きな桃があった。550円。とても気になった。なお、彼女は来年のピーチメルバの予約第一号になった。彼女にとっては人生初のピーチメルバになる(はずである)。

ホテルに戻る途中のコンビニで夜食を仕入れる。

さて、これから一作業。

夜食はおにぎり2個(鮭と梅)と白玉ぜんざい。 

 風呂を浴び、テレビの台風情報を見て、1時半、就寝。


9月7日(土) 晴れ

2019-09-09 00:04:08 | Weblog

7時、起床。

2階のベランダに出てみると、東の空に太陽神がいた。

 ロールパン、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

 『なつぞら』をリアルタイムで観てから、『蛍草』の最終回(録画)で観る。NHKのBSプレミアムのドラマ(時代劇)なので、観ている人は少ないと思うが、私は今季のドラマの中でこれが一番のたのしみだった。主演は清原かな。無実の罪を着せられて切腹した父親の無念を晴らし、お仕えしている主人の窮地を救うために、彼女が剣の修行をして、御前試合(仇討)に臨むという話である。彼女の凜とした立ち居振る舞いと表情が素晴らしかった。

 午後から外出、

 1時に蒲田駅で卒業生のカオルさんとナナさん(論系ゼミ7期生)と待ち合わせベトナム料理の「ティティ」へ行く。開店から1時間ほどがたった頃で、開店時は満席だったと思うが、食べ終えて店を出る客もいて、すんなり座れた。開店前から並ぶよりこのほうがいいかもしれない。

 最初に注文する2品は決まっている。生春巻と揚げ春巻だ。

 生春巻はデフォルトは2本だが3本でお願いする、。

 揚げ春巻は一皿に6個で、「これは9個にしてもらえますか?」と店員さんに聞いたら。「それはできません」とのことだった。生春巻は1本いくらと決まっているが、揚げ春巻は一個いくらとはきまだてないのだらう。

 後はご飯ものとスープ麺を注文することにした。

鶏おこわ。

 サイゴン風五目フーテュウ。

 まだ食べられそうだったが、後で「スリック」でシフォンケーキを食べるつもりなので、腹八分目くらいにしておく。

奈々さん(左)と会うのは卒業以来なので、この2年半のライフストーリーの概要を話してもらった。最初に勤めた住宅関連の会社を少し前に辞めて、今は資格を取るための勉強中とのことだった。

 「ティティ」では食事だけにして、お茶は「ティースプーン」で飲むことにする。東口から西口へ駅ビルの横の地下道を通って行く。古くからある地下道で、ナナさんが「天井が低いですね」というので、「うん、昔の日本人の身長に合わせて掘ったんだよ」と答えたが、そういうことなのかしら。

 地下道を上がって、工学院通り商店街を行く。

 この校舎は沢村一樹主演の『ブラック・プレジデント』というドラマで(外観だけ)で使われていた。

 「ティースプーン」な到着。

 私は黒糖ミルクティーを注文する。黒糖の香りと柔らかな甘さがいい。

 ナナさんベリーベリーアイスティー(名前の記憶が曖昧。)

 カオルさんはアイスミルクティー(無糖)。

 店主のシマダさんが試供品のリンゴのジャムとパンを出してくださった。とっても爽やかな風味。なんというリンゴですか?

 「これです!」初めて見るリンゴである。「ブラムディー」という名前で、別名を「クッキンギアップル」。料理用のリンゴだそうで、小布施の業者からかっているとなこと。私、このジャム買います。来週から商品化されるそうである。

 さて、「スリック」にシフォンケーキを食べにいきましょうか、

 「スリック」は3時半に予約をしておいた。

 注文を済ませてから、店の外に出て、この建物のレンタル部分(デナイナーズマンション)の間取り図を見る。「スリック」のマダムがオーナーなのである。

 カオルさんはこの部屋がいいという。

 ナナさんはこっちだ。住宅関連の会社に勤めていただけあって目の付けどこらが普通の人と違う。

 店内に戻って、ゼミ同期のサヨさんにラインのテレピ電話をした。

 サヨさんは神戸に住んでいるが、今日は大阪に買い物に出掛けているところだった。私は彼女とは6月に卒業生のユカさん(論系ゼミ4期生)の結婚式で神戸に行った時に会っている。

 やあ、サヨさん。お変わりありませんか?彼女は今月下旬の連休に東京に遊びに来るそうなので、時間を調整して会うことになっている、話はそのとにね。

 注文した飲物が運ばれてきた。私はグレープフルーツのセパレートティー。二人はマダムと相談して、カオルさんはウバ、ナナさんはキームン。

 シフォンケーキは私は紅茶、

 カオルさんはラムレーズン。

 ナナさんはイチジク。

 ナナさんの「夢中になれるものが欲しい」(趣味など)という発言を受けて、カオルさんが「私、図鑑に夢中なんです」と言って、クジラの話(シャチだったかな)を身振り手振りを入れながら一生懸命話しはじめた。

 時間はあっという間に過ぎて行く。

 店を出る前にテラス先の家族に連れが帰ったのでポートレイトを撮る。

 ちょっとおすましのポーズで、

 笑ってしまう。

 ピンの写真も撮りましょう。ブログ初登場のナナさんはおすましポーズだと緊張してしまうのでこういうときは、体を動かして撮るのがよい。

 カオルさんは慣れている。カメラの位置を少し高くして、「カメラを見つめて、少しだけ微笑んで」と注文したら、ちゃんと応えてくれた。

  マダムに撮っていただく。

 マダムにも入っていただく。

 「スリック」には二時間近く滞在した。

2人を蒲田駅まで送り、改札に見送った。また会いましよう。

 帰宅する前にちょっと「ノザワBAKE」に寄っていく。

先日は完売で飲めなかったアイスコーヒーに今日はありつけた。 

お土産を買って帰る。 

 午後6時。閉店の時間だ。私が本日最後の客になった。

夕食は、シラスとキャベツのオムレツ、シシャモ(オス)、茄子とベーコンの煮物、味噌汁、ご飯。 

オムレツはいい感じでふんわり。 

デザートは「BAKEノザワ」で買ってきたメープルケーキとパイナップルのパウンドケーキ。 

妻がお土産に買ってきたフクロウの箸置き。 

こんな感じ。 

2時半、就寝。